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マイケル・ドハティが監督した本作は、「GODZILLA ゴジラ」から5年後の世界を舞台に、復活した怪獣たちの戦いと特務機関・モナークの活躍を描くもの。芦田が純古生物学の研究に興味を持つ少女マディソン・ラッセル、木村がマディソンの母親で元モナーク幹部のエマ、田中がエマの元夫で動物学者のマークに声を当てている。
上映後の舞台挨拶に登壇した芦田は「ラスト15分は、私も圧倒されて、息をするのを忘れるくらい見入ってしまいました」と観客に語りかける。続いて木村は「皆さん、お疲れじゃないですか? 大丈夫ですか? あら、あんなに小さい子が! 怖くなかった?」と客席にいた6歳の少女に話しかけて笑いを誘った。
公開前に実施された“ゴジラカーペットイベント”での思い出を聞かれた田中は「言っていいのかわからないですけど……」と前置きしてから「取材で『ゴジラが実際に存在したらどうしますか?』って質問に、佳乃さんが『あれだけ大きいと、重力に逆らえないから無理なんですよ!』って言ってて(笑)。佳乃さんらしいなと思いました」と笑う。そんな木村は、同イベントに出席したドハティについて「監督のゴジラへの愛情にびっくりしました。小さい頃からゴジラを大大大好きだった方が、大人になってゴジラ映画を監督する。夢は叶うんだなって思いました」と感激した様子で話した。
田中は吹替版のオファーを受けた際、現在53歳のカイル・チャンドラーが演じるマーク役と聞いて驚いたと言い、「『え、ゴジラ!?』と思ったし、『え、カイル・チャンドラー!?』って思いました」と率直に回想。自身と約20も離れている歳の差に苦労したことを明かし「アフレコで(すでに収録済みだった芹沢猪四郎役の)渡辺謙さんと対峙しているときも、しゃべるたびにヘコんできて……。格がちげえ、みたいな。スタッフさんに『吹替版は家族連れも観に来るので、ご自身のお父さんとしての思いをマークにぶつけてください』と言われて、根性論でがんばりました」と振り返った。
本日5月31日は、ゴジラのテーマ曲を手がけた伊福部昭の誕生日にあたる。同曲の印象を聞かれた木村が「聴くと興奮します! 『シン・ゴジラ』で野村萬斎さんが(モーションキャプチャを)やっていたじゃないですか。それが思い浮かんで、一緒にやりたくなります!」と答えると、すかさず田中が「ちょっと、興奮の仕方が違くないですか?」とツッコんで笑いを起こした。
終盤には本作のキャッチコピー「王の覚醒。」にちなみ、それぞれが最近“覚醒”したことについて質問が。「シン・ゴジラ」をきっかけに庵野秀明の「エヴァンゲリオン」シリーズにハマったという木村は「マンガを大人買いして、やっと全部読み終わったんです。『エヴァンゲリオン』に覚醒してます」と話す。2クールにわたるドラマ「あなたの番です」に出演中の田中は「今、長いドラマをやっていまして……。本来だったら最終回くらいの時期なんですけど、まだ全然終わらないんですよ。そろそろ覚醒したいなって思います」と深刻そうに語る。そして芦田は「犬派だったんですけど、猫のかわいさに覚醒しました! 友達の家に猫がいて、珍しくなついてくれたんですよ。その日はお泊りしたので、お風呂に入ろうとしたら付いて来たり、ドアの前で待っててくれていたり……」と話し、会場を和ませた。
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は全国で上映中。
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