SSFF & ASIA 2019開幕、シネファイ第3弾で三池崇史とAKIRAがタッグ

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ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2019のオープニングセレモニーが、本日5月29日に東京・渋谷ヒカリエ ヒカリエホールにて開催され、各部門の受賞作品が発表された。

左からAKIRA、木村佳乃、佐藤大樹。

左からAKIRA、木村佳乃、佐藤大樹。

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ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2019オープニングセレモニーの様子。

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本日5月29日から6月16日まで、東京・表参道ヒルズなどで開催されるSSFF & ASIA 2019。世界130の国と地域から集まった約1万本の中から、選りすぐりの約200作を上映する。21年目となる今年度は、オンライン会場も用意された。

左から別所哲也、LiLiCo。

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セレモニーではまずSSFF & ASIAの代表・別所哲也とフェスティバルアンバサダーのLiLiCoがステージで挨拶したのち、各部門受賞作の発表が行われた。

大和孔太

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「名前って、ふたつ以上の鐘の音」キャスト・スタッフトークの様子。

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第5回ブックショートアワードを受賞した里中徹。

第5回ブックショートアワードを受賞した里中徹。[拡大]

続いて、童話などをモチーフとした短編小説を公募し、対象作品をショートフィルム化するBOOK SHORTS企画より、昨年度の受賞作品「名前って、ふたつ以上の鐘の音」の完成版がお披露目された。坂口安吾の「ラムネ氏のこと」とスタンダールの「赤と黒」を元ネタに、入江巽が企画を手がけた本作では、“田中コンドームジュリアン”という名前を持つ主人公の苦難が描かれる。セレモニーには、キャストの大和孔太柳ゆり菜小池亮介、監督のたかひろやが登壇。主演の大和が「台本を読んでずっとニヤニヤしていました。シュールな面白さがあって、最後は感動できて……。お尻を出したのは初めてでした」と体を張った演技に言及すると、LiLiCoが「きれいだったよ!」と声をかける。「ウルトラマンR/B」に主演していた小池は「ウルトラマンのあとすぐにこういう作品に出させていただくのは、大丈夫なのかなって……。卑猥なワードが出てくるので(笑)」とジョークを飛ばした。この作品は本日よりひかりTVにて配信されるほか、SSFF & ASIAのプログラム内でも上映される。なお第5回ブックショートアワードでは、「アラビアンナイト」を二次創作した「シャフリヤールの昼と夜」が受賞し、作者の里中徹が賞金100万円を受け取った。

柳憂怜

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続いて全国のファミリーマート加盟店で実際に起こったエピソードを実写化した、ファミリーマート特別製作作品「ファミマを曲がれば私のおうち」の予告編を上映。監督を務めた鶴岡慧子は「日頃一生懸命働いてくださっている全国20万人のスタッフの皆さんを、たたえるような作品にしたいと思いました」とコメントする。キャストの柳憂怜は「今回演じさせていただいて、コンビニを非常に身近に感じた。そこで働いている人たちの顔が見えた」と心境の変化を明かした。

木村佳乃

木村佳乃[拡大]

後半には、女性のクリエイターたちを応援するLadies for Cinema Projectのプロジェクトプレゼンター、木村佳乃がステージへ。2019年に本格始動する本企画にて、作品選定などを行っている木村は「たくさんの国の作品を観て、国籍や宗教の違う女性たちがこんな問題を抱えているんだ、といろんな発見がありました」と話した。

AKIRA

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佐藤大樹

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レッドカーペットを歩くAKIRA(左)と佐藤大樹(右)。

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最後に「CINEMA FIGHTERS」プロジェクトの第3弾から2作品の完成が発表された。EXILE HIRO、別所、作詞家・小竹正人の3人が打ち出した同企画は、小竹の詞の世界をショートフィルム化するプロジェクト。セレモニーでは、Crystal Kayの同名楽曲をモチーフとした新作「Beautiful」で、三池崇史が監督を務めることが明らかになった。同作に出演するAKIRA(EXILE / EXILE THE SECOND)は「三池崇史監督の新しい一面と、これまで観たことのない世界観を体感できてうれしい」と喜びを語る。そして横井琉衣の楽曲「ライラック」をモチーフにした井上博貴監督作「魔女に焦がれて」には、佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)と久保田紗友が出演。セレモニーに登壇した佐藤は「不器用な男女がどんどん距離を縮めていくストーリー。普段の映画にはない“ファンタスティック”な演出も盛り込まれています」と自身の所属グループ名を用いてアピールした。

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2019オープニングセレモニーの様子。

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2019オープニングセレモニーの様子。[拡大]

このほか渋谷区基本構想の普及啓発活動の一環であるShibuya Diversity Awardでは、ヴィト・パルミエリの監督作「街角のワールドカップ」が受賞を果たした。観光プロモーション映像から選ばれる観光映像大賞では、国内部門で宮崎県日向市の「ヒュー!日向でおじさんサーフィンデビュー ~THREE OJISAN RELAX IN HYUGA~」、インターナショナル部門で南アフリカの「Meet South Africa / Bheki the Mbhaco Maker.」が受賞。環境問題をテーマにした地球を救え!部門では、優秀賞(環境大臣賞)にマックス・ブロイアー監督作「息が苦しい!」、J-WAVEアワードにディミトリス・ゴツィス監督作「第四の壁」が輝いた。

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2019 受賞作品

Shibuya Diversity Award

「街角のワールドカップ」

第8回観光映像大賞(観光庁長官賞)

「ヒュー!日向でおじさんサーフィンデビュー ~THREE OJISAN RELAX IN HYUGA~」

第3回インターナショナル観光映像大賞

「Meet South Africa / Bheki the Mbhaco Maker.」

第5回ブックショートアワード

「シャフリヤールの昼と夜」

地球を救え!部門 supported by リンレイ 優秀賞(環境大臣賞)

「息が苦しい!」

地球を救え!部門 supported by リンレイ J-WAVEアワード

「第四の壁」

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