鉄道運転士の息子を救うため自殺志願者探し、セルビア発のブラックコメディ公開

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モスクワ国際映画祭など4つの映画祭で観客賞を獲得した「鉄道運転士の花束」が、8月17日より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。

「鉄道運転士の花束」ポスタービジュアル

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「鉄道運転士の花束」

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鉄道運転士として働いている間に、線路への飛び降りなどで計28人もの人々を轢死させた不名誉な記録を持つイリヤを主人公とした本作。定年を迎えたイリヤは19歳になる養子シーマに運転士の仕事を継がせるが、彼は自分が人をひくことへの恐怖心を抱いていた。無事故の期間が長くなるに連れ、緊張感に耐えられず、夜も眠れなくなってしまうシーマ。そんな息子を助けるため、イリヤは電車に飛び込んでくれる自殺志願者を探し始める。

「鉄道運転士の花束」

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「アンダーグラウンド」のラザル・リストフスキーがイリヤ、ペータル・コラッチがシーマを演じたほか、「サラエボの花」のミリャナ・カラノヴィッチも出演。カンヌ国際映画祭短編部門で審査員賞を獲得したことのあるミロシュ・ラドヴィッチが監督・脚本を担当し、ときに“無実の殺人者”となってしまう鉄道運転士の悲哀と誇りをユーモラスに描いている。セルビアとクロアチアの合作となる「鉄道運転士の花束」は、第89回アカデミー賞外国語映画賞のセルビア代表作品に選ばれた。

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(c)ZILLION FILM (c)INTERFILM

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剑山ρ@UR証拠品 @RT2PM2_0804

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