1969年の米ロサンゼルスを舞台に、ハリウッド黄金時代の最後の瞬間を描いた本作。栄光を取り戻そうとする落ち目のテレビ俳優リック・ダルトンを
レッドカーペットにタランティーノ、ディカプリオ、ピット、ロビーらが登場すると、報道陣からフラッシュの嵐が。タランティーノは「映画はハリウッドの変化を表していて、劇中ではハリウッドの黄金時代のことが語られる。主役たちはその中に入れず、外から見ていてその変化を予期していなかったから、そこに自分たちの居場所があるのか迷っている」と作品について語る。
「イングロリアス・バスターズ」でタランティーノとタッグを組んだピットは「この作品は映画、ハリウッド、LAにタランティーノが贈ったラブレター。僕もLAが大好きだよ」とアピール。タランティーノの「ジャンゴ 繋がれざる者」に出演したディカプリオは「ある俳優とスタントマンが葛藤している。新しい世界で居場所を探している。それを描いているのが、素晴らしき脚本家であり、監督であるクエンティン・タランティーノなんだ。世界一だよ。今日ここにいられることがとても光栄。伝統的な映画作りをする最後の監督だよ」と述べた。
初めてタランティーノ作品に出演したロビーは「素晴らしかった! 私の夢が叶ったの。今まで経験したことのないセットで仕事ができたし」と撮影を回想。公式上映の終了後には約6分に及ぶスタンディングオベーションが起こり、ディカプリオとピットは目に涙を浮かべた。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は8月30日より全国でロードショー。
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野本遼平 / Globis Capital Partners @nmtryh
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