本作は、単身赴任先の地方で起きたトラブルから、サラリーマンとヤクザという危険な二重生活を送ることになった狛江光雄を主人公とする物語。狛江をムロ、彼を無理やり舎弟にする岩切組の組長・岩切猛を古田が演じる。田中が扮するのは、冷徹な頭脳派ヤクザである竜崎組の組長・竜崎剣司。竜崎は狛江を言葉巧みに利用し、昔気質で人情派の岩切組をつぶそうと企む。このたび、岩切組の組員として
田中は共演するムロについて「ムロさん得意のアドリブをもう少し堪能したかったなと思います。作品自体はコメディ要素がすごく強い作品なんですけど、僕とムロさんのシーンは毎回僕が脅しているので(笑)」とコメント。また、古田については「同じヤクザ役としてなんとか対峙できるように、気持ちの面では負けないよう意気込みを持って現場に臨みました」と述べた。
一方、ムロは「僕は“嫉妬”を誉め言葉として使うんですけど、彼は、嫉妬するくらいのお芝居の感覚を持っていると思います」と田中の印象を語り、古田は「圭ちゃんとはピストルの撃ち合いをして二人でぶっ飛ぶというシーンがありました。今まで共演してもそんなに絡むことがなかったので、同じ画角でピストルの撃ち合いをしたのが楽しかったです」と振り返っている。
ドラマ24「Iターン」
テレビ東京系 2019年7月スタート 毎週金曜 24:12~
田中圭 コメント
僕が演じる竜崎は、わかりやすい言葉で言うとインテリヤクザ。こういう役は久々だったのと、ムロツヨシさんや古田新太さん、他にも知っている人がいたので、楽しそうだなと思いました。ムロさんとは、実は現場でお会いしたことがなかったので、お会いできてすごく嬉しかったです。“ムロ節”を生で体感できておもしろかったのですが、ムロさん得意のアドリブをもう少し堪能したかったなと思います。作品自体はコメディ要素がすごく強い作品なんですけど、僕とムロさんのシーンは毎回僕が脅しているので(笑)。
新太さんは、こういう役を相当数やられているので、そんな新太さんに同じヤクザ役としてなんとか対峙できるように、気持ちの面では負けないよう意気込みを持って現場に臨みました。
脚本を読んだだけでも、完成を楽しくイメージできる作品だったので、きっとそれ以上に僕のイメージじゃ足りないところがおもしろく追加されて、笑ってもらえるんじゃないかなと思います。主人公が、周りの人たちに強く言えずにどんどん巻き込まれていってしまう様子を、イライラするのか、おもしろおかしくみてくれるのか、それは皆さん次第ですが(笑)。そんな主人公をムロさんがきっとすごく愛せるようなキャラクターにしているので、みなさんで愛していただければなと思います。
ムロツヨシ コメント
田中圭くんと初めてお芝居したのですが、やっとだなという感覚があり、嬉しかったです。
僕は“嫉妬”を誉め言葉として使うんですけど、彼は、嫉妬するくらいのお芝居の感覚を持っていると思います。間だったり、面構えだったり……。今回は、そんな彼にガンガンすごまれて“やられる”という役なので、この関係性ならではの「会話」というものを成立させたいし、それをしてくれる役者さんだということは間違いないです。
古田新太 コメント
圭ちゃんとはピストルの撃ち合いをして二人でぶっ飛ぶというシーンがありました。
今まで共演してもそんなに絡むことがなかったので、同じ画角でピストルの撃ち合いをしたのが楽しかったです。
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