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南勝久による同名マンガを「ガチ星」の江口カンが実写化した本作。殺し屋のファブルが、一般人の佐藤アキラとして普通の生活を送るさまが描かれる。アキラ役の岡田は「現代もののアクションはなかなかできる機会がない。もともと20代の頃からそういった作品をやりたくて格闘技や武術を学び始めたので、そういう意味で出演が決まってうれしかったです」とオファーを喜ぶ。岡田は「ボーン・アイデンティティー」や「96時間」などに参加してきたフランス出身のアラン・フィグラルズ、2013年の第1回ジャパンアクションアワードでベストスタントマン賞最優秀賞を獲得した富田稔とともにディスカッションを重ねながらアクションシーンを作り上げた。
「セクシーなシーンもたくさんありましたよね」とMCから振られると、岡田は「原作がそうですからね(笑)。でもセクシーなのかな」と首をかしげ、アキラの「裸族」という設定に触れる。「(裸に)ならなかったらならなかったで、あいつ裸にならなかったなっていう空気になるじゃないですか。だから作品のために、やると決めたからには脱ぎましたけど」と述懐しながら、バスローブでの現場入りが多かったことをニヤけつつ明かす。裸のアキラと対峙する機会が多かったというファブルの世話人・海老原役の安田も「裸の先生(岡田)と対峙する身にもなってみろ!という。常に裸でいらっしゃいましたから」と語った。
ファブルを狙う殺し屋・フードを演じた福士は「図書館戦争」シリーズでの岡田との共演を回想。「そのときは仲間で岡田さんが教官、僕が部下という関係だった。だからずっと戦いたいと思っていた」と述べ、本作のオファーを「ついに……俺の夢が叶ったぞ!と即決でした」と振り返る。福士から「ずっと師匠」と声をかけられた岡田が、「戦えたねー」と満面の笑みを向ける場面も。岡田自身がアキラとフードのバトルシーンにおけるアクションを組み立てており、岡田は「愛情を込めて。もっと福士を立てなきゃダメでしょ!って感じで作ってます」と明かした。
江口から「とにかく一番嫌われてほしい」と言われ撮影に臨んだと明かす砂川役の向井。岡田が披露するプロフェッショナルなアクションとは異なるテイストを意識したと語り、小島役の柳楽との対決を「もはや泥仕合」と表現する。柳楽も「岡田さんとアクションで絡めるのが本当に楽しみだった。悪役としてファブルには負けないようなインパクトを出したいなと考えていました」と続けた。現場での岡田の印象を問われた山本が「優しいです」と一言で答える場面も。岡田はこの発言に「僕は優しいんです」と笑みを浮かべ、山本も「たくさんしゃべったわけじゃないんですけど、間違えてもいいから全力でぶつかろう!と思える空気感を作ってくださいました」とほほえんだ。
「ザ・ファブル」は6月21日より全国でロードショー。
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江口から「とにかく一番嫌われてほしい」と言われ撮影に臨んだと明かす砂川役の向井。岡田が披露するプロフェッショナルなアクションとは異なるテイストを意識したと語った。
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