本作は事故をきっかけに記憶を失った漁師・池田徹が、島の人々の優しさに触れるうちに新しい自分を見出していくヒューマンドラマ。映像には記憶喪失であることを思い悩む徹と、
長編映画では初の単独主演となったTAKAHIROは、徹役の難しさを「寡黙な役で、ほぼセリフがなかったこと」と説明。「悲壮感あふれる人物像や面白い性格の人物像といったわかりやすい役だと、その中で浮き沈みを表現しやすいのですが、記憶喪失の方は、これは僕の勝手な想像ですけれど、恐らくずっと無の感情なのではないかと思っています。そこに少し哀愁を醸し出すためにはどういった努力が必要で、どうすればたどり着けるのか……そこが一番難しかったです」と明かしている。
松坂との共演については「幼い頃からずっと映画やテレビで拝見していたので、キャスティングを聞いたときは緊張しました。実際にお会いすると、本当に思い描いていたイメージのまま、すごく温かい方でした」と述懐。さらに「『僕は経験不足なので、足を引っ張ってしまうかと思いますがよろしくお願いします』と言ったら、『楽しくやりましょう』とおっしゃってくださった。松坂さんとのシーンは松坂さんにすべて引っ張っていただきました。短期間ではあったのですが、松坂さんの息子になれたことは光栄でしたし、カメラが回っていないときでも、お母さんのようにいろんなことを教えてくださいました」と振り返った。
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