ドラマ「白い巨塔」の制作発表記者会見が本日5月8日に東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、キャストの
山崎豊子の小説を原作とする「白い巨塔」は、大阪の大学病院で繰り広げられる熾烈な権力闘争を描く医療ドラマ。岡田は、これまで「白い巨塔」が幾度も映像化されていることを踏まえ「“巨大な巨塔”にチャレンジする気持ちで、スタッフ・キャストともに盛り上がって撮影しました。令和の時代にふさわしい1発目の巨大なスペシャルドラマです」と挨拶する。松山は「すごいドラマになったと思います。22日から26日までの5夜連続。いろんな予定があると思いますが、門限は21時です! ぜひご覧ください」と作品への自信をのぞかせた。
岡田が演じた主人公・財前五郎は、外科医として一流の腕前を持ち、野心にあふれ“第一外科・教授”の座に向かい邁進するキャラクターだ。岡田は撮影を振り返って「すごく面白くもあり苦しくもあり……」と切り出し、「話数が進むに連れて周囲のキャラクターとの距離感が変わってくる。その変化を楽しみながら演じました。ぜひ落ちきった第5話の財前を見てほしい。そのために1話から4話をがんばりました」と続けた。
財前がスタッフを引き連れ病棟の廊下を歩く総回診の場面について尋ねられると、岡田は「有名なシーンなので現場も盛り上がるんです。スタッフも『ついに総回診来ましたね』と言ってたり、どれぐらいのペースで歩きますか?と話したり(笑)」と述懐。鶴橋から今回の財前は「アクティブでエネルギッシュ」という要望があったそうで、岡田は「とにかくスピードを上げました。でも後ろを歩いている八嶋(智人)さんが浮いてるんです。『速すぎて歩けない!』って(笑)」と語った。
本作で初対面だったにもかかわらず、岡田から「ジリさん」と親しみを込めて呼ばれている沢尻。財前の愛人という役柄のため撮影序盤から岡田との過激なキスシーンに臨んだことに触れ「かなりスキンシップが多いので緊張していました。でも岡田さんが気さくに(芝居を)リードしてくれて、すごく助かりました」と信頼感をのぞかせる。「リード」という言葉ににやけ顔が止まらない岡田が、MCから「“演技をリード”ということですからね」とツッコまれる一幕も。
財前と同じ第一外科の医局員・柳原雅博を演じた満島は、「今回の『白い巨塔』は現代版! カルテもタブレットを使った電子カルテだったり、“腹腔鏡のスペシャリスト”である財前さんの手術では最先端の技術が使われています」と見どころを紹介。岡田の独壇場だったという手術シーンについては「どんどん勝手に進めていくんです(笑)。僕らは台本にない財前の細かい指示に従うだけ」と振り返る。岡田はその理由を「財前はスペシャリストだから、手術シーンで緊迫感が生まれないんです。だから財前を勢い付けるために、セリフの合間になんとなくの言葉を挟んで(笑)」と説明し、「皆さんは芸達者だから、何を言っても対応してくれました」と共演陣を称賛した。
なおイベントには、東都大学に所属する船尾徹役の
「白い巨塔」は5月22日から、テレビ朝日系にて5夜連続で放送。
テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」
テレビ朝日系 2019年5月22日(水)~26日(日)21:00~放送
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岡田准一の映画作品
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- 5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」| テレビ朝日
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5月のこの週、復職判定会議と産業衛生学会とGISコミュニティフォーラムと白い巨塔が被っているとか、身体いくつ必要? |「白い巨塔」手術シーンは岡田准一の独壇場、総回診は「スピードを上げた」(写真12枚) - 映画ナタリー https://t.co/WmUrIUB1h5