連続ドラマ「スパイラル~町工場の奇跡~」の記者会見が本日4月12日に東京都内で行われ、キャストの
真山の小説「ハゲタカ4.5/スパイラル」をもとにした本作は、倒産の危機に陥った町工場を、銀行員から企業再生家に転身した主人公・芝野健夫が立て直していくヒューマンドラマ。恩人の訃報を受けて彼が遺した小さな会社・マジテックの再生を担うことになった芝野役の玉木は「現場ではここにいる個性豊かな面々に僕自身が支えられています。非常に地に足の付いた、希望の持てるような作品になっていると思います」と挨拶する。
撮影開始から1カ月ほど経ち、玉木は現場の雰囲気を「町工場の紅一点は貫地谷さん。とても正直な方で目に見えたもの、思ったことをすぐ口に出してしまう。でも彼女の一言、その明るさに助けられていて、町工場はとても明るいんです」と明かす。最近は戸塚が現場に持ち込んだけん玉が流行っているそうで、戸塚は「空前のけん玉ブームが『スパイラル』で起こってます」と誇らしげ。貫地谷が「玉木さんがとんでもない身体能力。習得が早すぎるんです」と訴えると、玉木は「インターネットですぐ注文して、昨日届きました」とさらなる上達を誓った。
そんな玉木が、現場におけるライバルを久万田五郎役の福士誠治と打ち明け「なんでもできるしすごく器用。悔しいなと思う」と本音をもらす場面も。そして「ライバルは戸塚くん」という貫地谷は「すごくかわいい。みんなに愛されてて……。ああうらやましいなって(笑)」と述べ、戸塚を「純貴」と呼ぶ眞島もこれに同意し「確かに愛されキャラ。どこに行っても愛されるんですよね。それはいいなーと思う」とうらやましそうにほほえんだ。
「ハゲタカ4.5/スパイラル」を「とても地味な作品」と語る真山は、テレビ東京からのドラマ化のオファーにとても驚いたそう。自身の代表作「ハゲタカ」を引き合いに出し、「そこで描いてることを否定的に織り込んで書いた作品。とても対照的だからドラマ化は難しいと思った」とコメント。「スパイラル~町工場の奇跡~」については「原作者だけど、ずっとドキドキしてる。俳優がこう動いたら、物語がこんなに違って見えるのか。たぶん『ハゲタカ』を知っている人が一番驚くドラマ。いい意味で裏切られる作品」と続けた。
「スパイラル~町工場の奇跡~」はテレビ東京の新ドラマ枠「ドラマBiz」にてオンエア。なお本作は地上波放送終了後、BSテレ東と定額制動画配信サービスParaviでも放送・配信される。
ドラマBiz「スパイラル~町工場の奇跡~」
テレビ東京系 2019年4月15日(月)スタート 毎週月曜 22:00~
BSテレ東 2019年4月19日(金)スタート 毎週金曜 21:00~
玉木宏の映画作品
関連商品
リンク
- スパイラル~町工場の奇跡~ | テレビ東京
- 「スパイラル~町工場の奇跡~」告知映像
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
どぶ @dobuyan
玉木宏主演「スパイラル」は「ハゲタカ」と対照的、原作者「いい意味で裏切られる」(写真14枚) - 映画ナタリー https://t.co/2272D4u0or