東海テレビ・フジテレビ系で放送されるオトナの土ドラ「仮面同窓会」にて、
「検察側の罪人」などで知られるミステリー作家・雫井脩介による同名小説をドラマ化した本作。「不能犯」「ピーチガール」の山岡潤平が脚本を手がけ、「ミスミソウ」の
劇中では、18年前に事故で亡くした兄の記憶と、忌まわしい1人の教師の記憶にふたをするため、高校卒業後に故郷を離れた営業マン・新谷洋輔の物語が描かれる。人事異動で地元に戻ることになった洋輔は、同窓会で再会した友人3人とともにかつての体罰教師を拉致して仕返しを実行。いたずらのつもりだった洋輔たちだが、翌日その教師の遺体が発見されたことから、疑心暗鬼に陥っていく。
洋輔役の溝端は、8年ぶりに民放連続ドラマ主演を果たす。この発表にあたり「以前、主演をやらせていただいた時とはお芝居に対する考え方も違いますし、今はゼロからのような心境です。そして今年30歳になるというタイミング。元号も変わり、俳優人生の第2章、第一幕の始まりと捉えて取り組んでいきます」とコメントした。
オトナの土ドラ「仮面同窓会」は、6月1日に放送スタート。
※記事初出時、見出しに誤りがありました。お詫びして訂正します。
オトナの土ドラ「仮面同窓会」
東海テレビ・フジテレビ系 2019年6月1日(土)放送スタート 毎週土曜 23:40~24:35
溝端淳平 コメント
僕が演じる新谷洋輔はとても感受性が豊かで優しい青年だと思います。ただ、周りの人間の影響や過去の出来事から、普通の人に見えて全然そうではない何かを抱えているような印象です。快活ではなく仕事で打ちのめされて肩を落としている青年が、実はこう思って生きているのではないかという怖さや、どこにでもいるリアルな青年の狂気みたいなものが洋輔にはあると思いました。
台本の印象は群像劇であり、とても重厚なサスペンスだと思います。洋輔という人間が回を追うごとにどういう風に変わって行くのか、また、周りの人間が隠していることや背負っている罪というものがとても細かく描かれ、伏線なども回収しつつ、台本が上がるたびにスリリングな展開に大きな衝撃を受けるという、近年にない面白いストーリーだと感じています。
皆、人に対して多少なりとも仮面を被って生きていると思うんです。さらにネット社会では匿名で思ったことを言うこともでき、人間の関係性が簡略化されていく事に僕は恐怖を感じています。このドラマはそういったことをエンターテインメントとして上手く描ける作品だと思っています。観た後に緊迫した余韻に浸って眠れなくなるようなものをお届けしたいですね。
今回の「仮面同窓会」は、僕にとって5年ぶりの民放連ドラ出演、8年ぶりの民放主演となり、蜷川幸雄さんとの出会いから舞台に没頭してきたその経験を活かすチャンスが来たと思っています。以前、主演をやらせていただいた時とはお芝居に対する考え方も違いますし、今はゼロからのような心境です。そして今年30歳になるというタイミング。元号も変わり、俳優人生の第2章、第一幕の始まりと捉えて取り組んでいきます。よろしくお願いいたします。
関連記事
溝端淳平の映画作品
リンク
- 仮面同窓会 | 東海テレビ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
リブロ ★ブックサンタ受付中 9/22~12/25★ @libro_jp
溝端淳平が「仮面同窓会」で民放連ドラ8年ぶり主演「俳優人生の第2章の始まり」 https://t.co/AKM7ijD1Fa
ミステリー作家・雫井脩介による同名小説をドラマ化