ティム・バートンがメガホンを取ったディズニー実写映画「
本作は、1941年製作の同名アニメをもとに、大きすぎる耳のせいで笑い者にされるサーカス団の象ダンボの姿を描いたもの。コリン・ファレル、エヴァ・グリーン、マイケル・キートン、ダニー・デヴィートらが出演した。
ファレル演じる元サーカスの看板スター・ホルトに声を当てた西島。バートン、ファレルとともに登壇したジャパンプレミアの感想を司会者に聞かれると、「お二人とも日本が好きだということで、ものすごくテンションが高くて。ティム・バートン監督はロボットの絵を落書きしたり、吹替の映画を観て育ったので吹替版が大好きとおっしゃったりしていました。ファレルさんには『ダンボと実際にどう撮影したんですか』と聞きました」と振り返る。そして「ファレルさんが僕の肩に急に頭を乗っけられて、びっくりしたんですけどうれしかった。2人ともオープンな方で、幸せな思い出です。監督の個性を見つめる優しさも感じました」とほほえんだ。
次に「個性を生かすときに大切にしていること」を尋ねられた西島は、「僕はかなり不器用な人間で、俳優として芽が出るまで時間をかけてやってきたんです。けど、そのことがマイナスにはならなかった」と述懐。「個性はすぐに発揮できるものでもないのかなと。時間をかけて自分を信じて、ゆっくりゆっくり遠回りにやっていくことが、秘訣の1つかと思っています」と真摯に答える。
続いて、ホルトの娘・ミリー役の
最後に、西島は「僕はやりたいことを言うのが恥ずかしくてずっと言えなかった。あるとき、映画の仕事に関わりたいと言うようになってから運命が転がり出したんです。ダンボも勇気を出して空を飛ぶ。自分を信じることが可能性につながっていくんじゃないかな」と語り、イベントを締めくくった。
「ダンボ」は全国でロードショー中。
※動画は現在非公開です。
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