ドラマ「集団左遷!!」の制作発表会見が本日3月31日に東京の赤城神社で行われ、キャストの
江波戸哲夫の小説「新装版 銀行支店長」「集団左遷」を実写化した本作。廃店が決まっている銀行支店の支店長になった主人公・片岡洋が、リストラ寸前の社員たちとともに奮闘するさまが描かれる。会見には
片岡を演じた福山は「キャスト、スタッフともに熱い熱い現場になっております。登壇する前に三上さんとも話していたんですが、オンエアが始まる前にすでに打ち上げのような空気感。これほどまでに盛り上がっている空気感は初めてかもしれません」と述懐。副支店長・真山役の香川は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」以来9年ぶりに福山とタッグを組むことに触れ「福山さんとは『龍馬伝』で人生一生分過ごしてきたかのような濃い付き合いをさせていただきました。その1年間があったおかげで、すごくいいチームワークでスタートすることができました」と語る。続けて香川が「このドラマのテーマは“がんばる”こと。我々昭和世代は、がんばるということがどういうことなのか伝えていきたい」と意気込みを述べると、福山は「正直現場でめちゃくちゃがんばってますよね!」と同意した。
片岡が赴任した蒲田支店で働く滝川を演じた神木は、自身の役どころについて解説。「『がんばる』って言い続ける片岡支店長に対して、がんばったからどうだっていうんだ、僕は認めないぞという反発心を持った役です」と語り、「蒲田支店のメンバーは“ダメ社員”と言われているんですけど、キャラクターにそれぞれかわいげがあって愛されるところがあるので、ひとくくりにはしてほしくないなあ……」と悩むような姿を見せた。
会見では明日4月1日に新元号が発表されることにちなみ、キャスト陣に「平成最後にやってやりたいことは?」という質問がされた。「やっておきたいことがある」と前置きし、香川は「前日に福山さんと、緒形拳さんのお話で盛り上がりました。というのも我々2人は昔、緒形さんにマジのビンタを受けているんです」と明かす。続けて「『これが昭和の象徴だったな』と思って、緒形さんのスピリットを受け継いで平成にはいろんな作品をやらせていただきました。そこで『トウキョウソナタ』で、ある俳優を思いっきりバチコーン!とビンタしまして。まだ子供だったその俳優は、カットがかかった瞬間に床にひれ伏して『痛いよー!』と大泣きしていて、本当に申し訳ないなと思いながらも、これが役者だぞ!というスピリットを彼に植え付けたんです」とまくし立て、「その俳優が12年前の井之脇海でございます」と明かす。キャストたちから驚きの声が上がる中、香川は「平成最後にやっておきたいことは、井之脇くんにごめんなさいと謝ることです」と井之脇に深々と頭を下げた。
最後に福山は「『サラリーマンの悲哀』をうたっていますが、会社員の葛藤が根底にありながらも友情や家族愛を明るくポップに描き、笑えて泣けて、深く納得できる物語になっています。老若男女誰でも楽しめる最高のエンターテイメントになるという手ごたえを日々感じながら撮影をしております。楽しみにしていてください」と呼びかけ、会見を締めくくった。
日曜劇場「集団左遷!!」は4月21日よりTBS系で放送される。
日曜劇場「集団左遷!!」
TBS系 2019年4月21日(日)スタート 毎週日曜 21:00~21:54
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