「麻雀放浪記2020」が、全編iPhoneで撮影されていることは既報の通り。特報映像には、焼け野原となった戦後の東京を歩く坊や哲が収められているが、この景色はミニチュアセットをiPhoneで撮影したものだ。和田版「麻雀放浪記」のトップシーンでも、焼け野原がミニチュアセットを用いて表現されている。和田版のミニチュアセットは「ゴジラ」に美術スタッフとして参加し、「ウルトラマン」「ウルトラセブン」のデザインを担当した成田亨によるもので、2014年から2015年にかけて開かれた彼の回顧展ではそのセットが1/2サイズで復元されていた。
本作のミニチュアセットは、東京・東宝スタジオの屋上に、パネルを複数枚連結させる形で生み出された。その噂を聞き付けた「エヴァンゲリオン」シリーズの
白石は「和田誠監督の『麻雀放浪記』に敬意を表して、本作も戦後の焼け野原をミニチュア撮影することに決めました。ミニチュアセットでの撮影は初めてでしたが、とても映画的で楽しく勉強になりました。今後も積極的に映画の中にミニチュアや特撮技術を組み込んでいきたいと思います」とコメントしている。
「麻雀放浪記2020」は4月5日より全国ロードショー。なお本日3月28日より、
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- 「麻雀放浪記2020」公式サイト
- 映画「麻雀放浪記2020」 (@mahjongg2020) | Twitter
- 「麻雀放浪記2020」特報
- 『麻雀放浪記2020』予告編(CHAI ver.)
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「麻雀放浪記2020」和田誠版に敬意を表し、“焼け野原”はミニチュアセットで撮影(動画あり) - 映画ナタリー https://t.co/r00HqLeJRO