デンゼル・ワシントンの息子、主演作「ブラック・クランズマン」を語る

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スパイク・リーの最新作「ブラック・クランズマン」より、主演を務めたジョン・デヴィッド・ワシントンのインタビュー映像がYouTubeにて公開された。

「ブラック・クランズマン」

「ブラック・クランズマン」

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「ブラック・クランズマン」ポスタービジュアル

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黒人刑事が過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)への潜入捜査を試みた実話を描く本作。ワシントンは、アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署で初の黒人刑事として採用された主人公ロン・ストールワースを演じている。

ジョン・デヴィッド・ワシントン

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7歳の頃、実父デンゼルが主演を務めた「マルコムX」に出演して以来リーとは家族ぐるみの交流があるワシントン。父親と同じくリーの監督作で主演を務めることになった彼は「スパイクはとても協力的で今までにない経験ができた」「僕をすごく信頼してくれたから僕も彼のやり方を信頼できた」と厚い信頼感を明かす。

「ブラック・クランズマン」

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「現代を生きる僕らも同じ問題と戦ってる」と本作のテーマにも言及するワシントン。「だからこの作品で白人や黒人、そして警察署の人たちが同じ目標のためにがんばる姿に安心や驚き、喜びを感じるんだ。映画の舞台は70年代のコロラドスプリングスだが、今の社会が抱える問題とつながってるんだ」と続ける。

潜入捜査当時のロン・ストールワース。

潜入捜査当時のロン・ストールワース。[拡大]

彼は原作者であるストールワース本人から、本物のKKKの会員証を見せられたときのことを笑いながら回想。さらに実話という点が「この作品がクレイジーである1つの要因」と説明し「ロンは本当に組織のリーダーたちと交流してた。こういうのはでっち上げられない。実話だと知ればより楽しめるけど、同時に居心地の悪さも感じると思う。この作品に描かれてるのは僕たち人間の姿で、作り話じゃない」と語った。

第71回カンヌ国際映画祭グランプリ、第91回アカデミー賞脚色賞を受賞した「ブラック・クランズマン」は、3月22日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。

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