「キャプテン・マーベル」監督コンビ、起用されたきっかけは“レポーターの勘違い”

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マーベル・スタジオ最新作「キャプテン・マーベル」より、監督を務めたアンナ・ボーデンライアン・フレックのコメントが到着した。

「キャプテン・マーベル」

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ブリー・ラーソン主演の本作は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画で初めて女性キャラを主人公としたもの。アベンジャーズ結成前の世界を舞台に、瀕死の重傷を負って記憶を失うと同時に“規格外の力”を得たヒーロー、キャプテン・マーベルの姿が描かれる。

左からアンナ・ボーデン、ライアン・フレック。

左からアンナ・ボーデン、ライアン・フレック。[拡大]

生徒思いだがドラッグに溺れる教師を描いた「ハーフネルソン」や、2人の男のギャンブル旅をつづる「ワイルド・ギャンブル」などでタッグを組んできたボーデンとフレック。ボーデンは、MCUにとって初の女性監督でもある。このたび、そんな2人が本作の監督に起用されたきっかけについて語るコメントが到着した。

「キャプテン・マーベル」

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ボーデンは「かなり昔にレポーターの誰かが、私たちが(2014年の)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の監督候補になっていると書いたの。実際はそうじゃなかったんだけど、なぜか私たちの名前を出したのよ(笑)」と振り返る。そしてフレックは「それで、僕たちのエージェントがマーベルに電話をして、『なぜこういう記事が書かれているの?』と聞いたんだ。どうやらレポーターは間違って僕たちの名前を書いたようで、そこから、僕らとマーベルについての話が始まったんだ。それからは何度も売り込んだよ」と、偶然の出来事がつないだマーベルとの関係を明かした。

これまでも「ブラックパンサー」のライアン・クーグラーや、「マイティ・ソー バトルロイヤル」のタイカ・ワイティティなど、世界的にはまだ著名でなかった監督を起用してきたマーベル・スタジオ。社長のケヴィン・ファイギは、今回の人選について「私たちはいつも型にはまらない考え方でフィルムメーカーを選ぶことを好んできた。大きなスケールの映画を撮ったことはなくとも、驚くほどクレバーで独創的で特別な映画を創作している才能豊かな人々を見つけ出すことが重要だからね。アンナ・ボーデンとライアン・フレックはまさにそれをやってのけた人たちだよ」とコメントしている。

「キャプテン・マーベル」は、3月15日に全国公開。

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(c)Marvel Studios 2019

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