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魔夜峰央の同名マンガを実写化した本作は、“埼玉県人”が迫害を受ける架空の世界を舞台にしたコメディ。2月22日の封切りから11日間で興行収入10億円を突破。都道府県別の興行収入シェアでは東京を抑え、見事埼玉県が全国1位に輝いた。また2週目の週末興行では、前週比を上回る右肩上がりのヒットを飛ばしている。
「まさか、この映画が大ヒットするとは……」と少し困惑気味に挨拶し、笑いを誘う二階堂は「いろんな方から反響をいただいてすごくうれしい」と笑顔を見せる。埼玉県熊谷市が誇る著名人トムが「はあ、あれだいねえ」と埼玉訛りで挨拶するも、あまり会場には響かず「通じねん? ふっざけんなよなあ、お前なあ。なんだかんだ埼玉ディスるって言っても埼玉(の人間)が一番観てるっつんだから。すげえやいねえ」とまくし立てる。同じく埼玉県出身の島崎は「嘘みたい。もう生きてる間にこれだけ埼玉がヒットすることはないと思う」と本音を漏らしていた。トムが沖縄出身である二階堂に「これが代表作ですよ」とニヤリと笑う場面も。
国内動員では約73万人を突破し、数字の上では人口約730万人である埼玉県民の10分の1が鑑賞したことになる。二階堂は「せっかくなので730万人。埼玉の方全員に観ていただきたい」とさらなる目標を掲げ、千葉県出身の武内は「映画では千葉県もだいぶ活躍している。でも動員が微妙らしいので、今後は千葉を押して、埼玉と合わせて1500万人に観てもらいたい」と宣言した。「日本埼玉化計画は達成間際」と胸を張る二階堂。アメリカやイタリアの映画祭での上映も決まっており、劇中でも言及されていた「世界埼玉化計画」も着々と進行している。
イベントでは、埼玉県深谷市のご当地キャラ・ふっかちゃんがゲスト陣を“ネギらう”意味を込めて、名産である深谷ネギを束状にした“ネギ束”をプレゼント。また県の鳥であるシラコバトをモチーフにした、埼玉県のマスコット・コバトンの姿も。コバトンは県内で給食のメニュー“コバトンパン”や牛乳の絵柄に用いられるほど知名度を誇るキャラクターだ。ふっかちゃんとコバトンは「翔んで埼玉」への出演も果たしている。
そのほか会場には入間市のいるティー、桶川市のオケちゃん、三郷市のかいちゃん&つぶちゃん、行田市のこぜにちゃんとフラべぇ、さいたま市のつなが竜ヌゥ、鶴ヶ島市のつるゴン、所沢市のトコろん、北本市のとまちゃん、本庄市のはにぽん、秩父市のポテくまくん、飯能市の夢馬(むーま)、和光市のわこうっちが応援に駆けつける。埼玉の個性豊かなご当地キャラが所狭しと並ぶが、壇上には上がりきれないため、彼らは客席袖でふっかちゃんとコバトンの活躍を見守った。
イベントでは深谷市全面協力のもと、観客全員に深谷ネギを1本ずつ配布。最後のフォトセッションではネギを高らかに掲げ、ゲスト陣との写真撮影を楽しんだ。
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