「ブラック・クランズマン」ヒロインが語るスパイク・リーの影響力

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スパイク・リーが監督を務めた「ブラック・クランズマン」より、ヒロインのパトリス・デュマスを演じたローラ・ハリアーのインタビュー映像がYouTubeにて公開された。

左からジョン・デヴィッド・ワシントン演じるロン・ストールワースと、ローラ・ハリアー演じるパトリス・デュマス。

左からジョン・デヴィッド・ワシントン演じるロン・ストールワースと、ローラ・ハリアー演じるパトリス・デュマス。

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「ブラック・クランズマン」ポスタービジュアル

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第91回アカデミー賞脚色賞を受賞した本作は、1970年代のアメリカで黒人の新人刑事ロン・ストールワースが白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)へ潜入捜査した実話を描いた作品。ハリアーは「スパイダーマン:ホームカミング」のリズ役などで知られ、モデルとしても活躍する人物だ。

「ブラック・クランズマン」

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ブラックパンサー党の女性リーダーであったアンジェラ・デイヴィスをモデルとしたパトリスは、コロラドカレッジの黒人学生自治会・会長としてブラックパワーを信奉するキャラクター。ハリアーは自身の役柄について「自分の考えを言葉にするパトリスに感心した。たとえ危険で怖かったり反対されたりしても関係ない。パトリスは本当に勇敢で共感できたわ。彼女を演じられて誇らしい」と述べる。

インタビューに応じるローラ・ハリアー。

インタビューに応じるローラ・ハリアー。[拡大]

本作のプロデューサーを務めたのは、「ゲット・アウト」で注目を集めたジョーダン・ピールだ。彼とリーのコラボにハリアーは「どんな役でも絶対やると決めて、台本を読む前にすぐに返事した」とコメント。さらにリーについて「伝説的な監督で誰もが彼の作品を観て育った」「彼の作品を観ると自分の結論にたどり着く。だから彼の作品は特別なの。まったく違う人生を歩んできた人たちに影響を与えているでしょう? 素晴らしい監督だと思う。スパイクの作品は社会を映す鏡なの。考えを押し付けず、起きていることを見せて、周りと話し合いたくなるような問題を残していく」とその影響力の高さを語った。

「ブラック・クランズマン」は3月22日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。

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