ラース・フォン・トリアーが殺人鬼描いた問題作、無修正ノーカット版で6月公開

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ラース・フォン・トリアー監督作「The House That Jack Built」が、「ハウス・ジャック・ビルト」の邦題で6月14日より公開される。

「ハウス・ジャック・ビルト」ポスタービジュアル

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1970年代の米ワシントン州を舞台に、アートを創作するかのように殺人にのめり込む男ジャックの12年を描いた本作。第71回カンヌ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門で上映された際には途中退出者が続出したものの、終了後はスタンディングオベーションを受けるという賛否両論の作品となった。アメリカでは当初、内容のあまりの過激さに憂慮したアメリカ映画協会が手を加えた修正版のみ上映。その後無修正完全ノーカット版を140館で1日限定上映したところ、全米興行収入ランキングのデイリー11位を記録した。日本では、このノーカット版をR18+指定で公開する。

主人公ジャックを演じたのは「クラッシュ」のマット・ディロン。2月15日に死去したブルーノ・ガンツのほか、「ニンフォマニアック Vol. 1」のユマ・サーマン、「アンダー・ザ・シルバーレイク」のライリー・キーオらも出演した。

「ハウス・ジャック・ビルト」は東京・新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国でロードショー。

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(c)2018 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31,ZENTROPA SWEDEN,SLOT MACHINE,ZENTROPA FRANCE,ZENTROPA KOLN

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玉置泰紀 エリアLOVE Walker総編集長 @tamatama2

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