壮大な詐欺事件を企てる2人の友情、「天国でまた会おう」本編映像解禁

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3月1日に封切られる「天国でまた会おう」より、本編映像の一部がYouTubeにて公開された。

「天国でまた会おう」

「天国でまた会おう」

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「天国でまた会おう」本国版ビジュアル

「天国でまた会おう」本国版ビジュアル[拡大]

戦場で出会った男2人が国を相手に企てる大胆な詐欺計画と、その裏に秘められた物語を描いた本作。ピエール・ルメートルによる同名小説を、アルベール・デュポンテルが監督、主演を兼任して映画化した。第43回セザール賞では監督賞や脚色賞を含む5部門を受賞している。

「天国でまた会おう」より、馬の被り物を着けたアルベール。

「天国でまた会おう」より、馬の被り物を着けたアルベール。[拡大]

映像は、画才に恵まれながら戦争で顔に重傷を負った御曹司エドゥアールと、戦争で職も恋人も失った小心者アルベールの友情に焦点を当てたもの。生真面目さゆえ詐欺計画に大反対していたアルベールだったが、厳しい現実が彼の前に立ちはだかっていた。このシーンで彼は、エドゥアールからもらった馬の被り物を着けて、大雨の中“相棒”を探し回る。そして自作の仮面を被るエドゥアールと対峙する様子が切り取られた。

「天国でまた会おう」より、アルベール・デュポンテル演じるアルベール。

「天国でまた会おう」より、アルベール・デュポンテル演じるアルベール。[拡大]

当初アルベール役にはほかの俳優がキャスティングされていたが、急病により出演が不可能に。スケジュールが空いており、役柄への理解も深いという便宜的な理由でデュポンテルが演じることになった。デュポンテルとともに共同で脚本を手がけた原作者ルメートルは、このトラブルに際し「監督がアルベールを演じてくれることを密かに神に祈っていました。そしてそれが叶ったのです」と告白している。

「天国でまた会おう」より、ヴェネツィア風の青い仮面を着けたエドゥアール。

「天国でまた会おう」より、ヴェネツィア風の青い仮面を着けたエドゥアール。[拡大]

そしてエドゥアールを演じたのは「BPM ビート・パー・ミニット」の主演俳優として知られる、アルゼンチン出身のナウエル・ペレーズ・ビスカヤート。デュポンテルは、彼の芝居を「エドゥアールの視線、動き方、生意気で冷やかすような表情、ナウエルはそのすべてを持っていました。彼はその視線に、登場人物の思いを凝縮させたんです。あとは私が撮影するだけでした」と称賛している。

「天国でまた会おう」は東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。

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(c)2017 STADENN PROD. - MANCHESTER FILMS - GAUMONT - France 2 CINEMA (c)Jerome Prebois / ADCB Films

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