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公開から4日目を迎えた本作は、又吉直樹(ピース)が2007年に書き下ろした舞台脚本を映画化したミステリー。「100年に一度、村から子供が消える」という伝説がある村の学校を舞台に、佐野演じる純朴な高校生・野田耕太らが事件に巻き込まれていく。初日舞台挨拶を欠席した本郷は、須賀から「神隠しに遭ってたんですもんね?」といじられると、「神隠しに遭って北海道でカニを食べてました」と告白。舞台の公演のため北海道に行っていた本郷だが、佐野と須賀の2人から「そんないい神隠しある!?」とうらやましそうに責められていた。
佐野は本郷と同級生の役を演じたが、所属事務所では後輩と先輩の関係。司会者から「本当のお兄ちゃんのように慕っているそうですね?」と聞かれ、「もう本当にお兄ちゃんですよ!」と力を込めて伝えるが、本郷から「違いますけど(笑)」と冷静にあしらわれる。佐野が負けじと「奏多くんはサバゲーに誘ったりしてくれるんですよ」とうれしそうに明かすと、本郷は「サバゲーは目上の人に発砲できるのが楽しい」とにやり。本郷が佐野の頭に手をかざして「(身長)伸びた?」と聞き、佐野が「まだ成長期みたいで。調子いいときは180cmとか181cmあったりします」と答えるほほえましいやり取りもあった。
さらに裏話として、本郷がメインキャスト5人でリンゴを食べるシーンの撮影を振り返る。潔癖性で知られる本郷は「撮影って同じシーンを何度も撮るから、5時間前ぐらいに誰かがかじって黄色くなったリンゴを食べることもありました」と嫌そうな表情に。「でもお仕事だから問題ない。それよりも助監督の方がトリッキーで」と続け、「リンゴをティッシュでくるんで持ってきてくれるんだけど、最後の最後に素手で渡されました」と苦々しい顔を見せて会場に笑いを起こした。
メインキャストの中に「チーム須賀」というLINEグループがあるという話が出ると、本郷は「なんですかそれ?」と鋭い目つきで2人を見やる。佐野は「奏多くんとLINE交換したのが撮影終わってからだったから……」と慌て、須賀も「櫻井(圭佑)がグループ作ったんですよ! ちょうど控え室で(本郷以外の)4人でしゃべってたときに。それでタイミングがなくて……」と弁解。「ああ早く帰りたい!」と嘆く本郷に、須賀は「これから入っていただきます。『チーム本郷』にします!」と誓う。本郷が「絶対ネットニュースになるじゃん。お母さんが心配するんだよ」と嘆くと、須賀は報道陣に「なんなら『この場でグループに加入した』って書いてもらっても!」と必死に呼びかけた。
原作が11年前の舞台だったことから、それぞれ自分なりの役作りをしたというキャストたち。池田は「みんなと会話して一緒にキャラクターを作っていけました。だから撮影初日とクランクアップでは役が変化していて、役が育っていったのを感じました」と手応えを口にした。
「凜-りん-」は全国の劇場で上映中。
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