アカデミー賞受賞作「女王陛下のお気に入り」撮影方法の裏側に迫る特別映像

現在公開中の「女王陛下のお気に入り」より、撮影方法にフォーカスした新たな特別映像がYouTubeで公開された。

キャストのオリヴィア・コールマンが、第91回アカデミー賞で主演女優賞に輝いた本作。18世紀初頭のイングランドを舞台に、虚弱で気まぐれな女王アン、彼女を操る幼なじみのレディ・サラ、貴族の地位に返り咲く機会をうかがう召使いアビゲイルの姿が描かれる。

映像では、撮影監督のロビー・ライアンについて、アン役のコールマンやサラ役のレイチェル・ワイズが「どのショットも切り口が斬新で美しい」「独特な感性で撮られた映像は誰にもまねできない」と称賛。アビゲイル役のエマ・ストーンは「広い画角の中に小さな人間がいて、世界がゆがんでいるような異様な雰囲気なの」と語り、監督のヨルゴス・ランティモスは「超広角レンズの映像が、いびつな世界観を引き立てる。広い空間に数人しかいなければ、どんなに金持ちでも囚人のように見える」と解説している。