白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)への潜入捜査を試みた黒人新米刑事の実話を描いた本作。黒人映画歴史家の杏レラト、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正、クリエイターの
「ブラック・クランズマン」は3月22日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。
アフロマンス(パーティクリエイター)コメント
笑っていいのか、怒っていいのか、泣いていいのか。
喜怒哀楽がアフロのように絡み合った、とんでもない爆弾映画。
綾戸智恵(ジャズシンガー)コメント
スパイクらしい映画や。
アダム・ドライバー扮するフリップが現場で恐怖ギリギリ追い込まれていくたびに
自分のアイディンティティを知らされていく様が凄い。
実は88年にN.Y.で「ミシシッピー・バーニング」見ててユダヤ系の観客がたまに笑うシーンがあったんやけど今理由がわかった。
エンドロールの歌に答えはあったんや。
出演者に気づきのあるこの作品、観客である私らが何も感じないはずがないやろ!
試写に一緒に行った息子から初めての視線を感じた。共感したんや!
杏レラト(黒人映画歴史家)コメント
正しいことをして権力と戦う、これぞスパイク・リーの真骨頂。
150年も続くKKKに、スパイクからの150年分のお返しだ!
いとうせいこう(作家・クリエイター)コメント
スパイク・リー「ブラック・クランズマン」、
単純にハラハラするし政治的な皮肉に何度も笑えるし、
もともと実話をベースにしているのではあれ、
やがてフィクションから逸脱するメッセージを鮮明にするし、見どころ満載。
井上三太(マンガ家)コメント
スパイク・リーが取り上げ続けた差別の問題がいまだになくならない現代。
今こそ見るべき一本だと思います。
上村翔平(THREE1989)コメント
劇中に使用されている“音楽の多様化”がこれまでのスパイク・リーが表現してきた映画とは一味も二味も違う事を物語っていたかのように思えた。“自由とは何か”という刃をもう一度突きつけられた作品。
宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)コメント
今なお、いや、今こそ、スパイク・リーが最重要監督であることを証明した快作。
メッセージ性だけじゃない、その根っからエンターテインメント精神に感服した。
大和田俊之(慶應義塾大学教授)コメント
「ブラック・クランズマン」はアメリカにおける白人至上主義への抵抗を描くだけでなく、その黒人差別がいかにイメージ=映像に刻印されてきたかを告発する。その意味で本作は、映像の力を熟知したスパイク・リー自身の闘争の記録である。
菊地成孔(音楽家 / 文筆家)コメント
迷走中だったスパイクが、ドナルド・トランプとバリー・ジェンキンス(「ムーンライト」「ビール・ストリートの恋人たち」)のお陰で一挙に覚醒!
完璧なオールドスクーラーの復活!! 骨太で笑える社会派!!!
三代目パークマンサー(軟式globe。'11)コメント
こんなドッキリ見たことない!
コントのようなホントの話
白と黒がおりなすコントラストストーリー
見逃すと損だよアホだよ♪
副島淳(俳優)コメント
歴史変換の中で繰り広げられる世界観が監督の創る描写におとしこまれ
正義を貫き動いた人たちの歴史が一つの蹄となり感銘を受けた。
ダイアモンド☆ユカイ(ロックシンガー / 俳優)コメント
過激でコミカルでドキュメンタリーなリアリティ、お騒がせ野郎な黒人映画監督が帰って来た。
イッツオンリースパイク・リー、されどスパイク・リー、俺はこいつが好きなんだよ。
武井宏之(マンガ家)コメント
争っちゃえばどちらも同じ! 大切なのはユルさとユーモア。
あとは大好きな70年代の音楽と風景。実はとっても平和な映画!
デーブ・スペクター(放送プロデューサー)コメント
刑事が潜伏するからくりが大胆で相手を知らないうちに追い詰めるのはリー監督ならではの差別と偏見へのリベンジ!
この映画の味が濃くてスパイク・リーではなくスパイス・リー!
リー監督のウィットと信念が健在!
ユーモアを持って今も分極化しているアメリカ社会を考えさせられる力作。
さりげないユーモアと社会風刺がアクションを交えて提供できるのは流石スパイク・リー。
時代背景の音楽やファッションや車まで楽しめる。ディテールが細かくて大満足!
激動の時代だった70年代から何を学んだか。現代は果たして進化しているのかどうか深く考えさせられる。
スパイク・リーの大ファンです。「ブラック・クランズマン」は好きな作品のトップ入り!
奈月セナ(グラビアタレント)コメント
劇中に流れるThe TemptationsやJames Brown等の人種差別からの解放を訴える端的な歌詞はメッセージ性が強く、
愛、怒り、哀しみなど当事者にしか分からない溢れるような感情を生々しく感じさせられました。
黒人霊歌をアレンジしたPrinceの「Mary Don't You Weep」も使用されていて、
映像だけでなく時代背景にあった音楽も楽しめる作品です。
羽原大介(脚本家)コメント
一途な愛と激しい怒りが渦を巻き時間を忘れる。目を背けてはならない現実をエンターテイメントに昇華した傑作。
浜田秀哉(脚本家)コメント
「過去」を描くことで、「今」を描く。
「喜劇」であり、「悲劇」。
こんなにも振り幅の大きい映画はそうはない。
観客の心に爪痕を残す衝撃作。
樋口毅宏(作家)コメント
スパイク・リー・イズ・カムバック!
戦いと和解と愛と暴力と。
喉越しが良いだけのエンディングにしないのも、スパイク・リーらしさ炸裂!
町山智浩(映画評論家)コメント
デカいアフロにイカす革ジャンの70年代ブラザーが帰ってきた!
トランプと差別野郎どもにキック・アス!
スパイク・リーにRight On(異議なし)!
松江哲明(ドキュメンタリー監督)コメント
このリズム感、テーマ、そして怒り。
社会への憤りを映画を撮る喜びと共に炸裂させる演出に、
これこそがスパイク・リーだ、と確信した。
丸屋九兵衛(bmr / 人種差別研究家)コメント
やあ、原作邦訳を監修した丸屋九兵衛だ。その原作本でも強調されていたが、これは70年代の記録であると同時に、現在進行形のヘイトを描いたもの。そんな本作も「ゲット・アウト」も「コメディ」と形容するアメリカは、本当に危ない。
丸山ゴンザレス(ジャーナリスト)コメント
潜入捜査で恐ろしいのは嘘のほつれ始めだ。
生まれた「疑い」は、病となって感染し人間関係を蝕む。
本作はギリギリのユーモアを交えながら、
嘘の人間関係だから見えてくる人間の奥底の本性をあぶり出している。
三澤則行(靴職人)コメント
監督にお会いした印象は圧倒的な迫力で表現もストレート。
漂う緊張感。
でもユーモアも忘れない。
本作はまさに監督そのものだ。
吉岡正晴(音楽ジャーナリスト)コメント
えぐる、えぐる、問題の本質を。リー監督のその姿勢は過去30年以上まったく軸ぶれず。1979年の史実と2018年の問題点を見事に結ぶ映画巧者だ。
関連記事
スパイク・リーの映画作品
関連商品
リンク
- 「ブラック・クランズマン」公式サイト
- 映画『ブラック・クランズマン』 (@BKM_movie) | Twitter
- 「ブラック・クランズマン」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
アフロマンス Afromance @afromance
スパイクリー監督の新作映画「ブラック・クランズマン」にコメント寄稿しました!
名だたる著名人の中で、名前で得をしてます…!
https://t.co/BajZvKDe8W
本編はぜひ映画館で!