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渡辺あゆのマンガを実写化した本作は、女子高生の西森葵と学校一のイケメン久我山柊聖が密かに同居していたところに、柊聖のいとこ・久我山玲苑が加わり3人での同居生活がスタートするさまを描いた物語。上白石が葵、杉野が柊聖、横浜が玲苑を演じる。
2014年に公開された「L・DK」に続き監督を務めた川村は「この3人がめちゃくちゃ好きになる映画。エンドロールに流れる上白石さんの主題歌が素晴らしいので最後まで楽しんでください」とアピールし、「上白石さんが本当にかわいい。スローモーションのカットを観るたびにキュンキュンします」とほほえんだ。
恋愛映画に初挑戦した上白石はオファーを受けたときの心境を聞かれると、「絶対嘘だ、何かの手違いだと思いました。私が少女マンガのヒロインをやれるわけがないので、しばらく信じられなくて」と述懐し、「不安とプレッシャーと闘う日々だったのですが、撮影に入ったらお二人(杉野と横浜)が紳士で。もともと仲がいいにも関わらず、私を迎え入れてくれてなんて器の大きな方々だと思いました」と笑顔で話す。それを聞いた杉野は「なんか俺と流星が思い合ってるみたい……」とつぶやき、上白石が「え……違うんですか?」と返して会場を盛り上げた。
横浜が「帰国子女の役なので英語のレッスンをずっとやってました。球技は得意ではないので、バスケの練習もたくさんして」と役作りについて説明すると、杉野が「(横浜は)練習初日に突き指して」と暴露。横浜は「言わないでくださいよ!」と慌てるも、観客席からは「かわいい!」と歓声が上がる。杉野と横浜は「公園で2人で練習したり」「温泉入って帰りました」と明かし、さらに客席を沸かせた。
“壁ドン”の撮影について尋ねられた上白石は「人生初壁ドンが苦い思い出。身長差があり、目の前に胸板が来るのでキュンというよりゾクッとしてしまって」と振り返り、「ちょうどいい身長差の美しい壁ドンを手間暇かけて作り上げて。壁ドンってアクションだなと。イケメンはなんでもできないといけないから大変だなと思いました」と撮影の思い出を語る。続いて横浜は「柊聖がカッコよくクールにスマートに壁ドンを決めてくれるんで、玲苑は勢いよく距離感を近くして、“壁ドンプラス顎クイ”とか“ハイブリッド壁ドン”になりました。新しいワードができたんで覚えてください」と述べ、上白石は「壁ドンマスターですね! 玲苑の壁ドンはスピード感があってパワーもあるんでアスリート系」と表現した。
イベント終盤では、上白石が手作りチョコレートを披露する場面や、杉野と横浜がハート型のチョコレートに“胸キュンメッセージ”をデコレーションして対決するコーナーも。杉野は「大切」、横浜は「大好き」と書き、上白石は横浜を選んだ。
最後に上白石が「寒い季節に震えながら力を合わせて撮りました。どうしたらキュンキュンしてくれるか考えたので、ドキドキ、キュンキュンして温かい気持ちのまま帰ってください」とメッセージを伝え、イベントは終了した。
「L・DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」は3月21日より全国ロードショー。
※「L・DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」の・はハートマークが正式表記。
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リンク
- 「L・DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」公式サイト
- 「L・DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」予告編
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