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東野圭吾の小説をもとにした本作は、木村演じる捜査一課のエリート刑事・新田浩介がホテルマンに扮し、連続殺人事件の真相を追うミステリー。新田がホテル・コルテシア東京に潜入することにちなみ、劇場に潜入していた木村が客席から登場すると、悲鳴のような歓声が起こる。通路を通ってステージに上がった木村は「潜入させていただきました。お邪魔いたしました!」と挨拶した。
観客とともに本編を鑑賞していた木村は、「一番苦しかったのは、上映が終わって舞台挨拶が始まる前。皆さん一斉にトイレに行かれるんですよ」と話すと、「潜入前にスタッフの方が(カモフラージュ用に)パンフレットを買ってくれました。それに目を通す振りをしていたら、観終わったばかりの皆さんの感想がサラウンドで聞こえてきて。それって劇場に潜入しない限りできない体験だったと思うので、最初は正直『いやいやいや』って思ってたんですけど、こういった場を設けてくださってありがたいです」とコメント。鈴木から「批判の声はなかったの?」と聞かれると、木村は「それがなかったんですよ。『思ったよりあっという間だったね』とか『細かいところを確認するためにもう1回観たい!』っていう感想がうれしかったですね」と証言する。鈴木は「いいねえ。素晴らしいです。もう1回観てください!」と観客に呼びかけた。
ここで、観客の質問に2人が答えるティーチインがスタート。原作小説が「マスカレード・イブ」「マスカレード・ナイト」と続くことから続編を望む声が上がり、さらに期待の拍手が巻き起こると、木村と鈴木は後ろを向きながらしばし相談する。木村は「今いただいた声や拍手を(配給の)東宝さんにぶつけます」と宣言して会場を沸かせた。続いて、あるシーンで木村のワインの表面が揺れていたことから、木村がテーブルに脚をぶつけたのではないかという質問が飛ぶと、木村は「すみません、僕は今日を含めてまだ2回目なんで、まさかそんな質問がくるとは……。いやすごい、細けっ!」と思わずこぼして笑いを誘った。
「マスカレード・ホテル」は全国で公開中。
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木村拓哉が「マスカレード・ホテル」客席に潜入、「感想がサラウンドで聞こえた」 - 映画ナタリー https://t.co/srHOQELvUm