「サスペリア」オリジナル版でヒロイン演じたジェシカ・ハーパーが監督を称賛

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「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノが、ダリオ・アルジェントの同名映画を再構築した「サスペリア」。オリジナル版で主人公を演じ、本作にも出演したジェシカ・ハーパーのコメントが到着した。

「サスペリア」より、ジェシカ・ハーパー演じるアンケ。

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「サスペリア」日本版ポスタービジュアル

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本作は1970年代のドイツを舞台に、名門バレエ・カンパニー「マルコス」に巣食う禁断の秘密を描いたホラー。ダコタ・ジョンソンが主人公の新人ダンサー、スージー・バニヨンを演じたほか、ミア・ゴス、クロエ・グレース・モレッツらが出演する。

「サスペリア」より、ジェシカ・ハーパー演じるアンケ。

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劇中でハーパーは、ティルダ・スウィントンがルッツ・エバースドルフ名義で演じている82歳の男性心理療法士クレンペラー博士の妻アンケ役を演じた。ハーパーはグァダニーノから電話でオファーを受けた際、「もちろん出るわ。どこに行けばいい?」と即快諾したことを明かし、「ルカと一緒に仕事ができるなんて光栄だと思ったの」と述懐。グァダニーノの過去作を観ていたという彼女は「彼は人間の感情を引き出すのが本当に上手なの」と語り、「それにほかに類を見ないような個性的な芸術的感性を持っている」と称賛している。そして、完成作を観た感想を「圧倒されるほど感動した」と話し、「この映画は独自のジャンルを確立している。これは理想の形で、ほかの映画とは比べようがない。偉大な芸術作品はすべてこうあるべきだと思う」と褒めたたえた。

「サスペリア」より、左からティルダ・スウィントン演じるクレンペラー博士、ジェシカ・ハーパー扮するアンケ。

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アンケという役について「私が演じるのは、脚本の脇筋としての恋愛物語なんだけど、映画全体に影響を与えるものでもある。この最愛の人を失う悲しい恋愛物語は、個人的にとても心に響いた」と思いを述べる。またアルジェントについて「この映画を非常に気に入ったらしくて、映画のアソシエイトプロデューサーにもなってくれたの。彼がこの映画を認めてくれたのは本当にうれしいことよ」とコメントした。

「サスペリア」は、1月25日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

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