「君の名前で僕を呼んで」の
本作は1970年代のドイツを舞台に、名門バレエ・カンパニー「マルコス」に巣食う禁断の秘密を描いたホラー。ダコタ・ジョンソンが主人公の新人ダンサー、スージー・バニヨンを演じたほか、ミア・ゴス、クロエ・グレース・モレッツらが出演する。
劇中でハーパーは、ティルダ・スウィントンがルッツ・エバースドルフ名義で演じている82歳の男性心理療法士クレンペラー博士の妻アンケ役を演じた。ハーパーはグァダニーノから電話でオファーを受けた際、「もちろん出るわ。どこに行けばいい?」と即快諾したことを明かし、「ルカと一緒に仕事ができるなんて光栄だと思ったの」と述懐。グァダニーノの過去作を観ていたという彼女は「彼は人間の感情を引き出すのが本当に上手なの」と語り、「それにほかに類を見ないような個性的な芸術的感性を持っている」と称賛している。そして、完成作を観た感想を「圧倒されるほど感動した」と話し、「この映画は独自のジャンルを確立している。これは理想の形で、ほかの映画とは比べようがない。偉大な芸術作品はすべてこうあるべきだと思う」と褒めたたえた。
アンケという役について「私が演じるのは、脚本の脇筋としての恋愛物語なんだけど、映画全体に影響を与えるものでもある。この最愛の人を失う悲しい恋愛物語は、個人的にとても心に響いた」と思いを述べる。またアルジェントについて「この映画を非常に気に入ったらしくて、映画のアソシエイトプロデューサーにもなってくれたの。彼がこの映画を認めてくれたのは本当にうれしいことよ」とコメントした。
「サスペリア」は、1月25日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
関連記事
ジェシカ・ハーパーの映画作品
関連商品
リンク
- 「サスペリア」公式サイト
- 「サスペリア」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
う こ つ い @新潟市内でなんとなく生存中 @Niigata06406444
「サスペリア」オリジナル版でヒロイン演じたジェシカ・ハーパーが監督を称賛(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/aUrwj3rfgr