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常磐ソウゴ役の奥野は「さあ、お前の罪を……教えて?」と劇中のセリフで挨拶。そして以降の3名は「仮面ライダービルド」の石動美空風の自己紹介を披露した。明光院ゲイツ役の押田は「みーんなのウズウズ、明光院だよ!」と、ツクヨミ役の大幡は「みーんなのアイドル、ツクたんだよ!」とアイドル風ポーズを取る。ウォズ役の渡邊は「みーんなの我が魔王、ウォズたんだよ!」と言うが、“我が魔王”はウォズがソウゴを呼ぶ際の呼称であることから奥野に「我が魔王、俺だし!」とツッコまれた。
公開から12日で興行収入10億円突破という、冬の「仮面ライダー」映画シリーズで歴代最速記録を達成した本作。ダンスを習っていた頃の恩師からLINEが来たという押田は「一番最初に(ライダーになることを)報告したときは全然反応がなかったんですが、16話と映画を観て『実は俺、平成仮面ライダー20作全部観てるんだよ。最初はお前が仮面ライダーになるのはどうなんだと思っていたけど、あれを観て完璧だと思った』と言われてうれしかった」と喜びを語る。また大幡と奥野は、友人とプライベートで本作を鑑賞するも、周囲の観客にまったく気付かれなかったというエピソードを明かした。
舞台挨拶後の応援上映に備え、応援してほしいシーンを聞かれたキャストたち。ウォズがソウゴを起こす場面に注目してほしいと話す渡邊は「(上映開始から)30分後くらいのところで、僕が同じセリフを3回繰り返します。2回目、3回目は一緒に言っていただきたい。ビブラートをしっかり効かせて、エコーも自分でかけていただいて」と説明する。奥野に「やってみて!」と言われた渡邊は、大げさに声を震わせて「我が魔王……!」と披露した。また、ある理由から猛勉強するシーンがある押田は「まあ、受験を応援してほしいです。追い詰められてるから、相当」と答えて笑いを起こした。
ここで、本作にサプライズ出演している仮面ライダー電王 / 野上良太郎役の佐藤健の話題へ。共演シーンのあった押田と奥野は「こっちが緊張しているのをわかってくれて、現場の雰囲気をよくしてくださった」「終始、鳥肌(が立っていた)。仮面ライダーとしての佐藤健さんに会えることはもうほとんどないんじゃないかと思って、貴重な経験をさせてもらった」と感慨深げに振り返る。渡邊は自身の出演シーンではなかったが、現場を見学にいったそうで「パキッとした空気が張り詰めていて、僕出てなくてよかったな、みたいな。セリフ忘れちゃいそうなくらいの空気でした」と回想。また公開前日に試写を観るまで、佐藤の出演を伏せられていた大幡は「私、台本ちゃんと読んでなかったの!?って思っちゃった。みんな知ってたので、ちょっと悲しくなりました。パニックですよ、なんで2人とも一緒のシーンに出てるの!? 現場に行きたかったのに!」と悔しそうに述べた。
ここで、それぞれが2019年にやりたいことをしたためた書き初めをお披露目。ウォズのセリフにちなみ「祝う。」と豪快に書いた渡邊は「今年はまだテレビシリーズで祝っていないので、今年はガンガン祝っていきたい。皆さんも、俺が『祝え!』って言ったら『祝う!』ってしっかり言ってくださいね」と呼びかける。大幡が「飛躍」と書かれた半紙を広げると、あまりの達筆ぶりに拍手が起こった。「温かい目で見守ってくださいね……」と言ってマイクを手放した押田は、紙に書かれた「でやあああ」という文字を地声で絶叫。「勝ちたいっていう気持ちが出すぎちゃったんです、(普段)負けすぎて。1回くらいライダーキック決めさせてほしい」と切実に訴えかける。また奥野は「なんでも吸収して自分の力にしていきたい」と言って「吸収」の文字を掲げ、渡邊から「でやあああって言いながら出せばよかったのに」とからかわれた。
最後に奥野は「仮面ライダーを愛してくれたすべての皆さんに観ていただきたい映画です。これからも皆さんの愛を受け、僕たち4人はがんばっていくので、応援よろしくお願いします」と舞台挨拶を締めくくった。
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