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本作は、名高い刀剣が“刀剣男士”に姿を変え、歴史を改変しようともくろむ時間遡行軍と戦うゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を実写化したもの。大歓声の中、タキシード姿で現れたキャストたちはステージ上でそれぞれの衣装をイジり合う。山姥切国広を演じた荒牧の真っ白なタキシードにへし切長谷部役の和田は「すごく気になる! 1人だけ紅白意識しちゃったみたいな」と首をかしげ、三日月宗近役の鈴木が「楽屋で『汚し入れたほうがいいんじゃない?』って言ったんだけど」と語ると、荒牧は「こんな真っ白なタキシードを汚すなんて、もってのほかじゃないですか!」と反論した。骨喰藤四郎役の定本は、兄弟刀の薬研藤四郎を演じた北村と同じタキシードであることを明かし、隣に並ぶ。しかし、当の北村は「バッタバタで楓馬のタキシード見る余裕もなかった! 今ちゃんと見たよ!」と驚きの声を上げ、ほかのキャスト陣にツッコまれていた。
本シリーズの実写映画化は今回が初めて。鈴木は撮影を振り返り「今までセットの中の世界で僕たちもお客さんも背景を想像しながら演じてましたが、映画になると(視界が)360度広がっている。いろんなことを初めて体感しましたね。砂利道が戦いにくいとか、砂がすごいとか」と述べる。日本号を演じた岩永は「初日に10時間待たされた。カツラも付け慣れてないかったんですが、なんとか初日でやり終えました」と明かす。和田は「そんなん言いなやー!」と元気いっぱいにツッコむも、岩永の様子を「地獄みたいな表情してた」と振り返った。
鶯丸を演じた廣瀬は「趣深い話していいですか?」と切り出し、本作のキャスト情報が解禁になった日のエピソードを披露。「ブログをさかのぼっていったら、去年のその日に『ウグイス』っていうタイトルで日記を書いてたんですよ。ウグイスを見つけたよっていう内容だったんですけど、『これ、メジロだよ』というコメントがついてました」と語り、ほかの登壇者たちを爆笑させる。しかし、廣瀬は「ただ、“ウグイス”を思って投稿したのがちょうど解禁の1年前だったので趣深いなと思いました」と晴れやかに笑っていた。
北村と不動行光役の椎名は、衣装が半ズボンだったことが原因で、ある苦労をしていたと回想。椎名は「(撮影現場の)森の中に血を吸う虫がたくさんいたんですが、パン!ってたたいたらすごく血が出ていたんです。ヒルだと思って『気をつけろよ!』って言ってたんですけど、ブヨだったんです」と述懐する。さらに「あいつらってね、針で血を吸うんじゃなくて皮膚を……」とブヨの生態を説明しようとする椎名だったが、和田の「いいよ!」という声を皮切りに、共演陣たちから一斉に止められてしまった。
撮影現場でのエピソードを問われると、和田は「拡樹さんが、僕らがお腹を空かせるだろうと思ってお菓子を持ち歩いてくれてたんですよ」と明かす。荒牧も「夜の現場ではホッカイロを持ち歩いてさまよってるんです。で、撮影がストップした瞬間に、僕だったりきたむー(北村)に『寒いよね、寒いよね』って配ってくれて」と続ける。鈴木は「後半では自分でもネタにしてましたからね、“お菓子配るおじさん”。隙あらばお菓子を配ってやろうみたいな」と鷹揚に笑った。
最後に鈴木は、本作の撮影で多数のドローンが使用されていることを紹介しながら「最後の最後のシーンで、弓でドローンを射抜いてしまいました。“大ヒット”しております」と述べ、会場からの拍手を浴びる。続けて「そんな大ヒットの願掛けがありますので、大ヒットしてほしいですし、失ったドローンを取り返すためがんばりたいと思います」と観客に呼びかけた。耶雲は「映画は観客に観てもらって初めて完成」と述べ「皆さんの熱で『映画刀剣乱舞』という刀剣を鍛えていただいて、立派で最高なものにしていきたいなと思っています」と語り、イベントを締めくくった。
「映画刀剣乱舞」は1月18日より全国ロードショー。
※動画は現在非公開です。
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- 「映画刀剣乱舞」公式サイト
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