セザール賞受賞「天国でまた会おう」孔雀やお札モチーフの仮面捉えた新写真公開

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フランス映画「天国でまた会おう」より、劇中に登場する“仮面”を捉えた場面写真が到着した。

「天国でまた会おう」より、お札の仮面。

「天国でまた会おう」より、お札の仮面。

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「天国でまた会おう」より、孔雀の仮面。

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ピエール・ルメートルによる同名小説を、アルベール・デュポンテルが監督と主演を兼任して映画化した本作。戦場で死にかけた男2人が国を相手に企てる大胆な詐欺計画と、その裏に秘められた物語を描き出す。画才に恵まれながら戦争で顔に重傷を負った御曹司エドゥアールをナウエル・ペレーズ・ビスカヤート、戦争で職も恋人も失った小心者アルベールをデュポンテルが演じた。

「天国でまた会おう」より、ヴェネツィア風の青い仮面。

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2018年度のセザール賞で美術賞を含む5部門で受賞を果たした本作には、言葉を失ってしまったエドゥアールの心を代弁する“仮面”が15種類以上登場する。このたび到着した場面写真には、ヴェネツィア風の青い仮面、孔雀の仮面、お札のお面、さらにエドゥアールがアルベールに友情の証として贈る馬の被り物も収められた。

「天国でまた会おう」新場面写真

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これらの仮面を作ったのは女性クリエイターのセシル・クレッチマー。彼女について「エドゥアール役の共同作者と言える」と話すデュポンテルは「物語を通してエドゥアールの悲しみ、皮肉、逆上、夢想といった心理を追い、それを表現する仮面を作ってもらった」と振り返る。

「天国でまた会おう」より、青い髪の女性の仮面(中央)。

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120日ほどかけて仮面を制作しているあいだ、ビスカヤートが何度もアトリエを訪れ試着を重ねたそうで、クレッチマーは「ナウエルの、仮面を自分のものにする能力には毎回驚かされたわ」と回想。そんなビスカヤートは、青い髪の女性の仮面がお気に入りだと明かし「セシルは私を通してエドゥアールという人物を作り上げ、私は彼女の仮面を通して彼を生み出したんだ」と役作りを語った。

「天国でまた会おう」は3月1日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。なお1月11日より、本作のフランス版ビジュアルを使用したオリジナルチケットホルダー付き鑑賞券が、一部上映劇場にて販売される予定だ。

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(c)2017 STADENN PROD. - MANCHESTER FILMS – GAUMONT – France 2 CINEMA (c)Jerome Prebois / ADCB Films

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