本作は「第30回フジテレビヤングシナリオ大賞」にて、史上最年少の14歳で大賞を獲得した鈴木すみれの作品を映像化するオムニバスストーリー。学校や家庭で悩みを抱える3人の少女が主人公となり、
斎藤は、出口演じる鈴森香がメインの物語に出演。香の母親・優子の不倫相手である佐藤公平に扮する。平日の昼間に家族がいなくなった優子の自宅を訪れて逢瀬を重ね、家族が過ごすリビングのソファで彼女と愛し合うという役どころだ。なお優子役は
撮影初日からベッドシーンに臨んだ斎藤は「自分の与えられた役割を理解していますし、この役の必然性も伝えてもらっていたので、このシーンは描写としては“点”ではあるんですけど、それが“線”につながった状態で撮影に参加させてもらうことができました」とコメント。現場には、斎藤が出演したドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」のスタッフも参加しており「フジテレビの連続ドラマは僕が育ててもらった場所でもあるので、いつもほっとするんですよね」と振り返る。
また脚本について「中学生である鈴木すみれさんが書いているのは深い、奥行きのある描写なんですよね。エロティックな不貞を描いている場面というよりは、繊細な家族の表現のひとつになっていると思っています」と感想を述べた。
斎藤工 コメント
撮影初日にベッドシーンを演じたことについて
自分の与えられた役割を理解していますし、この役の必然性も伝えてもらっていたので、このシーンは描写としては“点”ではあるんですけど、それが“線”につながった状態で撮影に参加させてもらうことができました。出番の多さ、割合などに関係なく、丁寧に臨みたいと常に思っていて、今回もそのように撮影に臨みました。
現場の雰囲気について
フジテレビの連続ドラマは僕が育ててもらった場所でもあるので、いつもほっとするんですよね。帰ってきたという感覚になるんです。とても和やかで、作品を作る意識が高まっている独特の空気が好きですね。
「セクシーな斎藤工が見たい」という世の女性の期待をどう受け止めているか
そこに対してお仕事をしているつもりはないんですが(笑)。でもそうですね、ニーズがないと僕らの職業は成立しないと思っていますし、役者さんの自己満足みたいなものは、僕は一視聴者としてはないんですよね。だからそういった期待はありがたいことではありますね。ただ今回で言うと、中学生である鈴木すみれさんが書いているのは深い、奥行きのある描写なんですよね。エロティックな不貞を描いている場面というよりは、繊細な家族の表現のひとつになっていると思っていますので、今回の公平役はとても意味のある役割だと思っています。
鈴木すみれによる脚本について
読んでいくと、彼女がいくつであるかということ以上に、描かれているものに心当たりがあるんです。人間のもろさと、その一方でたくましさを誰もが持っていますよね。僕も中学生の時の自分を振り返ってみると、アンテナの張り方もそうですし、一番研ぎ澄まされていたかもしれないと思うんです。知らないこともたくさんありますし、知らないからこそ周りの風景もとても鮮明に感じられていたんですよね。それが時間と経験を積むことによって、良くも悪くも薄れて行ってしまう。そういう意味では、鈴木さんの今見ている世界というものは、誰もがみんなどこか自分の心の中の“原風景”みたいなものがあるんですよね。そういう感じを覚えながら撮影に参加しました。鈴木さんは脚本は初めてですが、小説はたくさん書いているということで、彼女の細胞の中にはもう彼女の世界がすでにあると思います。「ココア」が注目されそれが色々なきっかけになると思いますが、でもそこにとらわれ過ぎずに、ご自身と向き合いながら、楽しく、大きく世界を広げていって欲しいなと思います。
ココア
フジテレビ 2019年1月4日(金)23:30~24:40
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