保守的な街で書店を開いた女性描く映画が公開、監督はイザベル・コイシェ

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第32回ゴヤ賞で最優秀作品賞など3冠に輝いた「The Bookshop」が、「マイ・ブックショップ」の邦題で公開される。

「マイ・ブックショップ」海外版ポスタービジュアル

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ペネロピ・フィッツジェラルドの小説をもとにした本作の舞台は、1959年のイギリス。戦争で夫を亡くした女性フローレンスは、自身が住む街にそれまで存在しなかった書店を開こうとする。しかし女性の開業がまだ一般的ではなかったその街で、保守的な考えを持つ住民によって冷遇されるフローレンス。ある日彼女は、40年以上も邸宅に引きこもりただ本を読み続ける老紳士と出会い、彼に支えられながら書店を軌道に乗せていく。

監督を務めたのは「死ぬまでにしたい10のこと」のイザベル・コイシェ。フローレンスを「ヒューゴの不思議な発明」のエミリー・モーティマーが演じ、「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」のビル・ナイがフローレンスの味方になる老紳士に扮している。コイシェの監督作「しあわせへのまわり道」のパトリシア・クラークソンも出演した。

「マイ・ブックショップ」は3月より東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次ロードショー。

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