「平ジェネ」ライダー20人が集結！天道総司や紅音也など、キャストが憧れの人物語る

「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」のプレミアイベントが、本日12月9日に東京のユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて開催され、歴代平成仮面ライダー20名と「仮面ライダージオウ」「仮面ライダービルド」キャストが登壇した。

テレビ朝日系で放送中の「仮面ライダージオウ」と前作「仮面ライダービルド」がクロスオーバーする本作。「仮面ライダージオウ」常磐ソウゴ役の奥野壮は、公開を2週間後に控え「僕にとって初めての映画なので、早く観たい、早く届けたいという気持ちでいっぱいです」と話す。ウォズ役の渡邊圭祐は「ビルドの方たちと一緒に作り上げたので、間違いないものができたと思う」と自信をのぞかせた。

「仮面ライダービルド」桐生戦兎役の犬飼貴丈が、ステージ背後に勢ぞろいした20人のライダーを見て「僕は『仮面ライダーカブト』の天道総司に憧れていました。お会いできて光栄です」と言うと、仮面ライダーカブトはポーズを決めて見せる。万丈龍我役の赤楚衛二は「『クウガ』と『アギト』と『龍騎』を観ていました」と言って仮面ライダークウガたちを喜ばせ、猿渡一海役の武田航平は「『キバ』に出ていた紅音也っていう人に憧れていました」とかつて自分が演じた役を挙げて笑いを起こす。石動美空役の高田夏帆は「ごめんなさい！ 私プリキュア派だったので、ビルドが一番好きです」と、氷室幻徳役の水上剣星は「（平成ライダーは）あんまりわかんないんですけど……強いて言えばマッドローグが好き」と思い思いの愛を語った。

ここでキャストたちへ、まもなく平成が終わることにちなみ「平成のうちにやっておきたいことは？」という質問が。奥野やツクヨミ役の大幡しえりが「旅行に行きたい」と答えると、明光院ゲイツ役の押田岳は「この4人で遊んだことがないので、行けたらいいなって」と言ってジオウキャストたちを見る。しかし武田から「それ、平成が終わってからもできるよ！」とツッコミが入った。

同じ質問に犬飼は「（平成に）思い残すことはない」と断言しつつ「ライダーに向けてせっかく自動二輪の免許を取ったのに一度も運転する機会に恵まれなかったので、バイクに乗りたい」と回答。赤楚が「お高い枕を買いたいです」と言うと、武田は「それも平成中に買う意味ないって！ 今日買ってやるよ！」と約束する。高田が「車の免許を取りたい」と言うと、ビルドチームから「それ『ビルド』撮影中から言ってない？ 期限切れるよ!?」と心配の声が。昭和生まれの武田は「平成が終わるのが怖くてしょうがない」と言って、赤楚から「生きた化石ですね」とジョークを飛ばされる。最後にマイクを取った水上は「ひげを剃りたい。このまま行くと危ういので」とシンプルな目標を掲げた。

最後に「平成ライダーとはどんな存在か？」と聞かれた犬飼は「いつまでもラブアンドピースを届けられる存在になっていればいいな」と答える。そして奥野は「昭和から平成と、時代が変わっても皆さんに愛され続け、憧れであり続けるヒーロー。仮面ライダーとは時代を駆け抜けるヒーローなんじゃないかと思います」と語った。

なおこのイベントでは、本作の主題歌として歴代20作品の楽曲を浅倉大介（access）がリミックスしたことが発表された。コメントは以下に掲載している。「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」は、12月22日より全国ロードショー。

浅倉大介 コメント

「仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER」で、20曲の主題歌をリミックスする、というお話をいただいた時は、平成ライダーをライトにですが観ていた者として、音楽に携わる者として「え？ そんな事出来るのかな？」という驚きと喜びでいっぱいでした！
ボクの音楽人生の中で小室哲哉さんとPANDORAとして2017～2018ビルドの主題歌「Be the One」で関わらせていただいた事はとても大きな事だったので、「さあ！ 実験を始めようか?!」という気持ちで、チャレンジする楽しさと、平成ライダーたちへのリスペクトを込めてリミックスしました。
いかがでしょうか？
仮面ライダーという、日本の子供たちにとって大切な、大好きなヒーローを愛する全ての方々に「なんかイケる気がする」と思っていただけたら、1仮面ライダーファンとしてもこんなに嬉しい事はありません。