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本作は、新宿・歌舞伎町を舞台に、男たちの熾烈なスカウト戦争と成り上がりを描く物語。小澤が童貞でパンチ頭の女好き・道場方正を演じ、吉倉あおい、毎熊克哉、鈴木隆仁、矢柴俊博らがキャストに名を連ねた。感想をTwitterのエゴサーチでチェックしているという小澤は「もともと僕のファンではない映画好きの人から『面白い!』と言ってもらえてうれしかった」とにっこり。一方で、ファンからのリプライが最近減っていると明かし「前はどんなこと書いても50件くらいリプライがあって、お気に入りが3000、4000件くらい行ってたんです! でも今は(リプライが)30件とかなんですよ」としょんぼりする。宮崎が「ちゃんと読んでるよって伝えてる?」と指摘すると、小澤は「伝えてる伝えてる! 句読点まで読んでます!」と慌てて表明した。
小澤のパンチパーマ姿を「似合ってた」と回想する宮崎に対し、小澤は「最初めっちゃ笑ってたじゃん!」とチクリ。それに宮崎は「あれは『似合うんかーい』の笑いですよ!」と返し、気心の知れた様子を見せる。また舞台で小澤と共演していた宮崎に、改めて映画での共演について質問が飛ぶと「駆け出しの頃も見ていましたし、本当に頼もしくなったなって。(舞台のときは)支えてもらった側なのに、今度は廉を支えるという。その立場の違いが感慨深かったです」としみじみ語った。
小澤と宮崎の関係について、城定は「仲良しでよかったなって。『俺のほうがイケメンだ!』みたいだったらどうしようかと(笑)」と冗談を飛ばしつつ、「役についてはそんなに話していなくて、1回好きにやってもらった。お二人が自分で作ったものを僕が整えたような感じでした」と撮影を振り返る。さらにアクションシーンについて、城定は「時間がない中で撮影したんですけど、アクション指導の方も感心するくらいで。『こんなに体が動くとは思わなかった』とおっしゃっていました」と2人を称賛した。
一念発起して歌舞伎町にやって来た方正にちなみ、自身が一念発起した経験を尋ねられると、小澤は「就活でブライダル業界に行こうとしたときがあったんです。でも家で鏡を見たときに違うだろって思って。金髪だったんですけど、さらにブリーチで真っ金金にしてこの業界に入りました」とエピソードを披露。同じ質問に宮崎は、「初舞台の稽古中に東日本大震災があって、舞台に立っていないのに『エンタテインメントとは』と突き付けられました。でも、幕が上がって満員のお客さんを見たときに、求められているんだと思って。そのときがこの世界でやっていこうと決めた瞬間でしたね」と述懐した。
最後に宮崎は「廉とがっつり絡んだのはこの作品が始めてで、とても楽しい撮影期間でした」とコメント。小澤は「皆さんも秋人くんと僕が絡んでるなって思ってくれたらなと(笑)。先ほどはリプが少ないって言っちゃったんですけど、こうして応援を肌身に感じています。改めてありがとうございます!」と観客に感謝を述べ、イベントを締めくくった。
「新宿パンチ」は東京・シネマート新宿ほかにて公開中。
※動画は現在非公開です。
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