ガス・ヴァン・サント×ホアキン・フェニックス、実在した風刺マンガ家の半生描く

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ガス・ヴァン・サントが監督、ホアキン・フェニックスが主演を務めた「Don't Worry, He Won't Get Far on Foot」が、「ドント・ウォーリー」の邦題で2019年5月に公開される。

「ドント・ウォーリー」

「ドント・ウォーリー」

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2010年に59歳で他界した米オレゴン州ポートランド出身の風刺マンガ家ジョン・キャラハンの自伝をもとに、彼の半生を映画化した本作。自動車事故に遭い車椅子生活を余儀なくされたことがきっかけで自暴自棄な毎日を送っていた彼が、持ち前の皮肉さと辛辣なユーモアを発揮して風刺マンガを描き始めるさまが描かれる。フェニックスがキャラハンを演じたほか、ジョナ・ヒルルーニー・マーラジャック・ブラックがキャストに名を連ねた。

「ドント・ウォーリー」ムビチケカードビジュアル

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本作の映画化は、2014年に死去した俳優ロビン・ウィリアムズがもともと熱望しており、ポートランドに縁のあるヴァン・サントに企画を持ちかけていたという。ウィリアムズの死後、彼の遺志を継いで脚本に着手したヴァン・サントは「キャラハンは僕の住んでいたポートランドでとても有名で、すごいスピードで街を(車椅子で)走り回っていた。『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』に出演してくれたロビンは、彼のマンガが好きで、愛読していたんだ。そして映画化の権利を持っているということもそのときに知った」と述懐している。

ダニー・エルフマンが音楽を担当した「ドント・ウォーリー」は、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次ロードショー。12月21日からポストカード付きのムビチケカードが発売される。

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