赤木春恵が心不全のため死去、「渡る世間」「ペコロスの母に会いに行く」など出演

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赤木春恵が本日11月29日に心不全のために死去したと所属事務所が発表した。94歳だった。

赤木春恵

赤木春恵

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1924年に旧満州で生まれ、1940年にニューフェイスとして松竹に入社した赤木。1943年に大映、1948年には東映へ移籍し、1959年に森繁劇団への参加をきっかけにフリーとなる。NHK連続テレビ小説「おしん」やドラマ「3年B組金八先生」シリーズ、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」シリーズの小島キミ役で知られるほか、ドラマ・舞台で活躍。 2013年公開の「ペコロスの母に会いに行く」で映画初主演を務め、「世界最高齢での映画初主演女優」としてギネスブックに認定された。

通夜は12月3日、葬儀は翌4日に東京・築地本願寺和田堀廟所にて執り行われる。喪主は所属事務所社長の野杁和俊、葬儀委員長は「渡る世間は鬼ばかり」のプロデュースを手がけた石井ふく子が担当。

「渡る世間は鬼ばかり」で共演していた藤田朋子は所属事務所を通してFAXで追悼コメントを発表。「かわいらしく、美しい女優さんとしての思い出が残る、赤木さん……いかに長く演じ続けられるのかを、その生き方で伝えてくださった。ありがとうございました」とつづっている。

※記事初出時よりコメントを追記しました。

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藤田朋子 コメント

「いいのよ。」
柔らかな声で言う、赤木ママの口癖。
今朝はニュースを知らせてくれた桑山(※藤田の夫でアコーディオン奏者の桑山哲也)も「ちゃんと僕の名前も覚えていてくださったよね。」と、二人で涙声になりました。
かわいらしく、美しい女優さんとしての思い出が残る、赤木さん……
いかに長く演じ続けられるのかを、その生き方で伝えてくださった。
ありがとうございました。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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悪来(仮) @akuraiNSX

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