黒沢が脚本を書き下ろし、ウズベキスタンで1カ月にわたるオールロケ撮影に挑んだ本作。“伝説の怪魚”を探すためウズベキスタンを訪れたテレビ番組のリポーター・葉子の成長が描かれている。
葉子を前田が演じるのは既報の通り。このたび、葉子と行動をともにする番組クルーを
前田は「(4人とも)生きてきた年数が少しずつ違いますが、みんなで“初めて”をたくさん経験できたので、絆になりました。私にとっては最高の環境でした」と撮影を回想。加瀬、染谷、柄本、ラジャボフのコメントは下記に掲載した。
また、本作の撮影風景を収録した特報映像もYouTubeで公開中。「旅のおわり世界のはじまり」は2019年の初夏に封切られる。
前田敦子 コメント
空港に着いた瞬間から、黒沢監督の演出がはじまっているんじゃないか?と4人で話していました。そのぐらい、まったく未知の国だったので、行動するときも一緒に固まって動いたり、オフの日もみんなでご飯に行ったり、いろんな場所へ行きました。(4人とも)生きてきた年数が少しずつ違いますが、みんなで“初めて”をたくさん経験できたので、絆になりました。私にとっては最高の環境でした。
加瀬亮 コメント
言葉もわからない異国の地でたくさんのハプニングに見舞われました。そのたびに飄々と見えながらもどんな時もあきらめない監督や共演者たちに大きな刺激をもらいました。想像もしてなかった新鮮な脚本。共演者はクセ者揃い。
しかもウズベキスタンロケ。面白くないはずがありません。再び黒沢組に参加できてとても嬉しかったです。
染谷将太 コメント
黒沢組にまた参加させて頂きニヤニヤが止まりませんでした。ウズベキスタンという国に飛び込みますと、自然と我々が異物になっておりました。文化の違う我々が異物となり、撮影隊という景色が異物となり、そんなマジックを黒沢監督に見せられているような感覚でした。素敵な世界を楽しみにしていてください。
柄本時生 コメント
以前から黒沢監督のファンだったので、黒沢組を体験できるのは本当に貴重で、まさに“映画”という感じの現場で夢のような時間を過ごさせてもらいました。日本の共演者の皆さんは、元々知り合いだったので、とても楽しくお仕事をさせて頂きました。
ただ楽しいだけじゃなく、締まる時は締まる感じでした。
アディズ・ラジャボフ コメント
映画撮影のプロセスはいつも魔法です。素晴らしい作品を作るために、たくさんの方が働くのです。今回、日本映画を代表する“映画に魅了された”方々とともに仕事をする機会は、私にとって“まさに魔法のような時間”で、とても豊かな経験となりました。
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- 「旅のおわり世界のはじまり」特報
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