父子関係を通して香港社会の問題描く「誰がための日々」予告編が公開

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第12回大阪アジアン映画祭でグランプリを獲得した「誰がための日々」の予告編が、YouTubeにて公開された。

「誰がための日々」ポスタービジュアル

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「誰がための日々」

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精神を患いながらも会社を辞め1人で母の介護をする青年トンを主人公とする本作。ある事故により母を亡くしてしまったトンは躁うつ病で措置入院し、母を見捨て家から逃げていた父ホイとの共同生活を始める。ショーン・ユーがトン、エリック・ツァンがホイを演じたほか、エレイン・ジンシャーメイン・フォンもキャストに名を連ねた。

香港社会の問題を色濃く反映した本作は、香港電影金像奨で助演男優賞、助演女優賞、新人監督賞、台湾の金馬奨で助演女優賞と新人監督賞を獲得。撮影期間16日、予算約3000万円で製作されたが、香港では約2億5000万円の興行収入を記録している。

予告編では、トンが「僕も逃げ出せばよかった。でもできなかった」と声を荒げるシーンや、ホイが「夫も父親も失格だ」と涙ながらに語る様子を収録。トンが母親の介護に励む姿も映し出された。

「誰がための日々」は2019年2月2日より、東京・K's cinemaほか全国で順次ロードショー。

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(c)Mad World Limited.

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Tokyo Cine Center(TCC試写室) @kokuei_tcc

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