日露交流年記念および南海放送開局65周年記念として製作される本作は、田中和彦が手がけたラジオドラマ「~松山ロシア人捕虜収容所外伝~ソローキンの見た桜」を実写映画化したもの。日露戦争中の愛媛・松山ロシア兵捕虜収容所を舞台に、日本人女性とロシア軍少尉の恋模様が描かれる。阿部が2018年を生きる駆け出しのテレビディレクター・桜子と、日露戦争時を生きた看護師・ゆいの1人2役を演じ、ロシア人俳優のロデオン・ガリュチェンコがゆいと惹かれ合うソローキンに扮した。
ビジュアルには、看護師の制服に身を包んだゆいと、桜の下で遠くを見やるソローキンのほか、
「ソローキンの見た桜」は2019年3月16日に愛媛で先行公開されたのち、3月22日より東京の角川シネマ有楽町ほか全国でロードショー。
井上雅貴 コメント
ロシアでの撮影は「ソローキンの見た桜」が3作目になります(監督作としては2作目)。ロシアでの映画作りは全員が対等で、どんなスタッフもキャストも意見を出し合います。「ソローキンの見た桜」も、皆対等の現場を目指しました。クリエイティブに立場は必要ありません。全スタッフ、キャストから良質な映画を作るという想いが肌で感じられる現場でした。日露双方の良い考えを取ることでこの奇跡的な映画が生まれ、既存の邦画を越えた作品になりました。本作が、日本とロシアの相互理解の一助になれば幸いです。現在本編編集中ですが、春の公開に向けて楽しみにお待ちください。
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至ってやる気は無いコロ助 @nafcopank
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