フジテレビの開局60周年を記念したドラマ「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」の放送が決定した。
本作は、フランスの小説家ヴィクトル・ユゴーが1862年に発表した「レ・ミゼラブル」を、平成30年間の日本を舞台としてアレンジした大河エンタテインメント。宿命的に対峙することになる2人の男の人生を通じて、平成におけるさまざまな社会的事象を映しながら、希望の光を求めて交差する人々の心情を描く。ドラマは3部構成で展開され、第1幕では1991年から1995年の兵庫・神戸、第2幕では2004年の東京、第3幕では2018年の福島が舞台となっている。
ダブル主演を務めるのは
また
ドラマ「最高の離婚」「セシルのもくろみ」などで知られる
レ・ミゼラブル 終わりなき旅路
フジテレビ系 2019年1月6日(日)21:00~23:54
ディーン・フジオカ コメント
道を間違えた人間は、やり直せるのか。人は人を赦(ゆる)せるのか。華麗なる復讐が終わった後、私は再び世界的名作のリバイバル作品に携わらせていただくこととなりました。フランス文学「レ・ミゼラブル」のストーリーを元に、その舞台を文化や歴史的背景の全く違う日本に移した本作品にて、激動の平成を通して対峙する二人の男の間に存在する情念や、同時代に生きる人々と関わり合いから生まれる様々な感情のやりとりを表現することに徹したいと考えています。「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」で同じゴールに向かって一緒に戦い抜いたメンバー、初めてご一緒する並木監督、3年ぶりの共演になる井浦新さんや個性あふれるキャスト、スタッフの皆さんと共に新たな世界的名作シリーズに挑戦できることに喜びを感じています。平成最後の年明けに、平成の30年間を怒涛(どとう)のように駆け抜ける本作品をご覧いただき、次の時代へ歩み出す勇気を感じて取ってもらえる事を願っています。
井浦新 コメント
30年分の時間をかけてそれぞれの人生が交差していく物語です。その壮大な物語を演じていける、ということに大きなやりがいを感じています。斎藤涼介という男は、驚くほど臆病で、自分の弱い部分を人に見せないためにいろいろな言い訳を周りにも自分にもしてきた男です。たった一つの生きる糧が馬場純への復讐心。その純とどのような反響を見せられるか、とても楽しみにしています。ですので、この役をやるにあたっては、役を固めて芝居に臨むのではなく、現場で生まれてくる熱を最大限に引き出すようにしたいと思っています。壮大だからこそ、なるべく力を抜いて、柔軟にアプローチできたら、と。物語のスケール感、しっかりしたテーマ、身震いするぐらいの共演者の方々……、その中で自分がどんな芝居ができるのか、背筋が伸びる思いと共に、楽しみにしています。
山本美月 コメント
フジテレビ開局60周年という記念すべきタイミングで「レ・ミゼラブル」という名作に参加させていただけることをとてもうれしく思います。私の演じさせていただく不破唯の短い人生の中で、母親として娘を想い、強く生きる姿を表現出来たらと思います。
吉沢亮 コメント
ディーン・フジオカさん演じる主人公の少年時代を演じました。身長差がどうとか言われそうですが、もう演じました。全部で1週間ほどの撮影日数でしたが、毎日が濃厚で、映画一本撮ったくらいの達成感と疲労感。そしてキャスト、スタッフ、並木監督、是非またご一緒させていただきたいと思える素晴らしい方々と過ごした時間は至福でした。他人から愛情を向けられるのはこんなにも痛いのかと、その痛みをいつまでも感じられる人間でいたいと改めて思わせられる作品かなと思います。お楽しみに。
村上虹郎 コメント
このお話をいただいた際には危なっかしくてとんでもない船だなと思いつつ、夏にロンドンで本場の「レ・ミゼラブル」を見ていたのもあり、縁を感じて乗り込んでみました。まさか設定が神戸弁で来るなんて。大胆に日本版として書き換えられた本が素敵で泣きました。渡辺拓海という男は金髪の不良なのに司法試験の勉強をしているというオリジナルなキャラクターですが、重要な存在として出てきます。この超大作でガツンと新年早々気合い入れていきましょう。皆様よろしくお願い致します。
清原果耶 コメント
馬場純の娘・梢役で出演することになりました、清原果耶です。名作「レ・ミゼラブル」の世界をお借りし、作っていくこの作品がどのようなものになるのかとても楽しみです。そして、錚々(そうそう)たるキャストの皆さんと共にこの作品に参加させていただけることを光栄に思います。壮絶な人生を生き抜いてきた血のつながりがない父・馬場純に大切に育てられてきた、純な心を持つ梢の意思を素直に表現出来ればと思います。
松下洸平 コメント
あの大作を現代ドラマ化するという企画を伺った時は驚きましたが、更に驚いたのは、頂いた台本が映し出す日本の激動と「レ・ミゼラブル」の世界が見事に交わり合っていたと言う事です。僕は原作に登場するマリウスという革命家をモデルにした若き政治家、碓氷慎を演じさせていただきます。この作品の一部になれる事を光栄に感じますし、新しい年の始まりにふさわしい、これまでにない現代版「レ・ミゼラブル」が多くの方に届く様、精一杯務めさせていただきます。
長谷川京子 コメント
わたしが演じさせて頂く役は一言で言うと……“強欲”な女です(笑)。救いようもない、全く共感出来ない人物をどう自分に引き寄せるか。考えるだけでワクワクしています。映画版「レ・ミゼラブル」は大好きな作品で、公開当時は続けて3度見に行ったほどです。今回参加出来ること、とてもうれしく思います。
金子ノブアキ コメント
今まで演じてきた悪役の中でもかなりタチの悪い男ですが、楽しみながら作り上げたいと思います。この記念碑的作品に参加できる事をうれしく思います!
伊武雅刀 コメント
今回は政治家の役です。国民のために働く人間です。国を良くする信念の前に立ちはだかる些末(さまつ)な事は冷徹に切り捨てます。老獪(ろうかい)、冷酷、人誑(たら)し。統率力、実行力、判断力を駆使して組織をまとめる豪腕さ。はっきり言ってあまりお近付きになりたくない人物です。しかし役者である以上与えられた役はこなさなければならない。ああ無情。今回は嫌われようが憎まれようが、主人公の前に巨大な壁となって行く手を阻むつもりです。可愛い孫のために。
かたせ梨乃 コメント
自分とは正反対で、今までやった事が無いぐらい、ものすごく薄幸な役です。まさか自分がこのような役をやらせていただけるとは思ってもおりませんでした。誰かに依存しないと生きていけない女性で、その誰かを失い、家族が崩壊して、自分も崩壊してしまう。心の中に刻み込まれた後悔を抱えながら何もできず、乗り越えられない……。物語は震災という動乱に巻き込まれて、自分の意思ではどうにもならず、進む方向が変わってしまった人々。その懸命な生き様が描かれており、心ヒリヒリする作品になるのではと期待しています。
香里奈 コメント
この度、佐山梨沙子役をやらせていただくことになりました。本作の中で、梨沙子は小料理屋で働いている女性になりますが、主人公やその周りの人達とどのような関係性なのか、そしてどのような“秘密”をもった人物なのかも注目して見ていただけたらと思います。そして今回、時間経過がありそれぞれの役年齢も変わっていく中で、キャラクターがどのように変化していくかも、とても楽しみにしています。スタッフ、共演者の皆様と共に、心に響くような作品を作っていけたらと思っています!!
奥田瑛二 コメント
人は結局、誰を信じて、誰を守るか…強い信念で主人公、若者たちの道しるべとなる役どころである。久しぶりの難役だ。心砕いて信愛を注ぐ、目に見える手を差し伸べるのではなく強く生きるべく方向を示す。重大な問題を抱え、どっちの道に進むか迷った時……「難しい方を選ぶ。無理やと思う方を選ぶ…それが大体、正解や」と言う。自分に嘘(うそ)がつけない役である…ただいま静かに奮闘中!
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