「麻雀放浪記2020」は、阿佐田哲也の小説「麻雀放浪記」を原案とする作品。東京オリンピックが中止となった2020年を舞台に、1945年の“戦後”からやって来た坊や哲が麻雀で死闘を繰り広げるさまが描かれる。斎藤が坊や哲役で出演。脚本は「東京闇虫パンドラ」の監督・
このたび明らかになった出演者は
ももは「とにかく参加する以上は自分が足を引っ張る訳にはいかない、どんなにしばかれてもしがみついて乗り越えてみせる!と撮影初日から気合いをいれて撮影に臨みました」と述懐。ベッキーは「私が演じたクラブオックスのママは、背伸びしても、いや、脚立に登っても追いつかないくらい色気のある、オトナな女性。試行錯誤しながら、演じさせていただきました」、竹中は「まだまだやり足りない感じです。もっともっとクソになりたかったな……と思っています。共演のたくみ(斎藤工)くん、ももちゃんをもっと地獄に突き落としたかったです。でもね……いっしょうけんめいやりました」とコメントした。なお3人に関する白石のコメントは下記に掲載している。
「麻雀放浪記2020」は2019年4月5日より全国ロードショー。
もも(チャラン・ポ・ランタン)コメント
「映画の出演オファーが来ている」え、私に? お話をいただいたときの感情は、あまりにも話が唐突で大きすぎて、とにかくビックリ、それだけでした。これだけ大きな映画出演のお話をいただいたのは初めてだったので、とにかく参加する以上は自分が足を引っ張る訳にはいかない、どんなにしばかれてもしがみついて乗り越えてみせる!と撮影初日から気合いをいれて撮影に臨みました。
ぶっ飛んだ設定とキャラクターに最初は少し驚きましたが、演じた“ドテ子”というキャラクターに親近感や共感を覚えながら、次第に白石監督のリクエストに応えることにものすごくやり甲斐を感じられるようになって、緊張はいつの間にか消えていました。
主演の斎藤工さんはじめ、共演者のみなさま、白石組のみなさまに支えらながら成長した“ドテ子”と“もも”を観ていただけると嬉しいです。
ベッキー コメント
今回、「麻雀放浪記2020」のお話を頂いた時、すごく嬉しかったです。しかしオリジナル作品を観れば観るほど、役を頂いたことの責任の大きさを感じました。私が演じたクラブオックスのママは、背伸びしても、いや、脚立に登っても追いつかないくらい色気のある、オトナな女性。試行錯誤しながら、演じさせていただきました。
斎藤工さんは、“映画を心から愛している方”という印象があったので、今回映画でご一緒できて本当にうれしかったです。私が麻雀の技を披露するシーンの撮影で何度失敗しても、優しくしてくださいました。優しい方です。
白石監督は、周りを緊張させない明るさと元気さがあり、会った瞬間に「あ! これは撮影楽しくなるかも!」と思わせてくださる方でした。笑えるシーンも、シリアスなシーンも、明るい雰囲気で撮影が進んでいったのが印象的です。
多くの方に映画を楽しんで頂けますように。
竹中直人 コメント
クソ丸という強烈なキャラクターを演じてみて、まだまだやり足りない感じです。もっともっとクソになりたかったな……と思っています。共演のたくみ(斎藤工)くん、ももちゃんをもっと地獄に突き落としたかったです。でもね……いっしょうけんめいやりました。
たくみくんとは久しぶりの共演でとても嬉しかったです。そして楽しかった……。たくみくんの見せるあの柔らかな表情とチャーミングなお芝居にしびれながらも、たくみよ! 地獄に堕ちろ!と強く念じながら現場を過ごす事が出来たのはまさにたくみくんの存在があったからこそです。再びたくみくんと共演出来る日が来ることを深く願っています。
そして、初めての白石組に参加する事が出来てかなり嬉しかったですね。白石監督の眼差しはとてもシャープで揺るぎない。かっこいい監督でした。無駄のない演出エネルギーに満ち溢れた監督ですね。どんどん巨匠になってしまうのかな……やんなっちゃうな……。いつも監督に嫌われないようにといっしょうけんめいやりました。ぼくのクソ芝居にフッと笑ってくれている監督の表情にホッとしたりしていました。また是非次回作も呼んでくれたら良いな……って思っています。
白石和彌 コメント
ももについて
チャラン・ポ・ランタンのももさんを最初に見た時、彼女が持っているエネルギーに圧倒されました。これはいつかご一緒したいと思い、今回ヒロインのドテ子をお願いしました。最初にお会いした時「歌を歌ってなかったら、私はドテ子です」と彼女は言いました。この台詞がいかにヤバくて、チャラン・ポ・ランタンのももがどれだけイカれてるか、映画を見たらわかってくれると思います。
ベッキーについて
ベッキーはプロになるつもり?という勢いで麻雀を練習してくれました。昭和の女・八代ゆきの妖艶さを高いクオリティで演じてくれています。この映画をまさかの舞台に連れて行ってくれるのは間違いなくベッキーの存在あってのことです。
竹中直人について
竹中さんは僕が映画の世界を志した時のアイドルでした。10代の頃、竹中さんの出演作品をVHSテープに録画しては擦り切れるまで繰り返し見ていました。クソ丸という最高の役名で竹中さんにお願い出来たことを嬉しく思っています。ただただ下品でクソな役を喜んで演じて下さいました。
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