ドラマ「SPECサーガ完結篇『SICK'S 覇乃抄・厩乃抄」~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」の記者発表会が東京都内で行われ、キャストの
1999年のドラマ「ケイゾク」に端を発する「SPECサーガ」では、これまで「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」「SPECサーガ完結篇『SICK'S 恕乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」「SPECサーガ黎明篇『サトリの恋』」といった作品が生まれてきた。TBSテレビは「SICK'S 恕乃抄」に続く「覇乃抄」「厩乃抄」の制作を決定。「覇乃抄」はシリーズ20周年を迎える2019年の春に、動画配信サービスParaviにて独占配信される予定だ。
内閣情報調査室にあるSPEC HOLDER対策の特務専従係、通称「特務(トクム)」へと舞台を移した「SICK'S」。「恕乃抄」では木村が演じる御厨静琉(みくりやしずる)と、松田が演じる高座宏世(たかくらひろよ)が、SPEC HOLDERを巡る権力闘争に立ち向かうさまが描かれた。「覇乃抄」ではその対立が激化。総理大臣や国を動かそうとする会議体、アジアの某超大国、宗教団体などの思惑が交錯していく。
「完結篇」と名が付く同シリーズでの主演を「身に余る大役」と話す木村。10月からすでにクランクインしており、「今でも緊張しながら演じています。でもこのチームで一緒にできることに希望とやりがいを感じて撮影しています。心中する覚悟です」と意気込みを述べた。木村が「まっすぐな高座の存在がなかったら、お家に帰ってもヘコむ」と話すほど、撮影は苦労の連続だという。
堤の監督作「イニシエーション・ラブ」でも共演していた木村と松田。「あの頃と比べたらだいぶ仲良くなった。すごい人見知りだったのに」と松田が関係性の変化を明かすと、木村も「人見知りも時間が経つとだいぶ近付けるようになるんですよね(笑)」と同意する。堤は「兄妹みたい」と2人の仲むつまじい様子を表現した。
堤は、新作について「今回の2作品は社会の深いところを突く。真っ当な社会派ドラマですよ」とコメント。「完結篇」と銘打たれていることに関し「本当に完結するのか?」と尋ねられると、「それを言っちゃあ面白くない」と笑う。「何をもって完結とするのか。完結篇だから完結はする。でも完結がどういう状態なのか、その意味を深く考えていただきたい」と語った。
会見では「ケイゾク」で主演を務めた
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- SPECサーガ完結篇「SICK'S 恕乃抄」| TBSテレビ
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あさひな(朝比奈 理乃) @asahina_rino
ぇ?ケイゾクってもうスグ20周年なの!???マジか?!!そうか…(;^ω^)
【イベントレポート】木村文乃×松田翔太、SPECサーガ完結篇「SICK'S」は恕・覇・厩の3部作に(写真14枚) - 映画ナタリー https://t.co/dtFWvCu8D1