ドラマ「プラスティック・スマイル」の試写会が本日11月9日に東京都内で開催され、キャストの
プラモデル産業が盛んな静岡・静岡市を舞台にNHK静岡放送局が制作する本作は、模型・プラモデルやコスプレでの地域おこしを題材に、ヒロインが自らの仕事や人生と向き合う姿を描く物語。プラモデルメーカー勤務でコスプレが趣味の林田紬を百田、紬の同僚でプラモデルが大好きな望月翔を青柳が演じた。
百田は夏に行われた撮影を「撮影は暑い場所が多くて……。私は青柳さんの汗を見ながら『今日もがんばろう』と元気をいただいていました」と振り返り、青柳から「どういうことだよ!」とツッコまれる。そんな青柳は、最終日前日に百田がクランクアップしたことから「百田さんのおかげで明るい現場でした。最終日はみんな“百田ロス”って言ってたのが印象に残っています。俺、まだ現場に残ってるのに……」と笑うが、自身のクランクアップ時はスタッフに胴上げされたことも明かした。
静岡出身の百田は「商店街でコスプレイベントが開かれているのは知っていたんですが、人々がコスプレのままお蕎麦を食べたり、ソフトクリームを食べたりしている光景は見たことがなかったんです。このドラマでより静岡の魅力を知ることができました」と語る。静岡に住んでいない人々に対しては「普段はだいたい新幹線で通り過ぎてしまうと思うので、(このドラマを観て)ちょっと静岡に寄ってみようとか、こだまに乗ってみようと思ってくれたらうれしい」と地元をPRした。
劇中で、紬の愛読書という設定のマンガ「リエゾン・ディアーヴォロ」のキャラクター・“リューハ”の本格的なコスプレを披露している百田。「まったく違う自分になることができました」と興奮気味に話したほか、初めて着けたというカラーコンタクトレンズを気に入ったそうで「残ったカラーコンタクトをメイクさんにいただいたんですけど、家に帰ってから着けちゃいましたもん。家族に『見て、見て』って(笑)」と続けた。コスプレしてみたいキャラを聞かれた百田は「おジャ魔女どれみ」と答えてから、「あっ、やめよう。……どーもくん(笑)」とNHKのキャラクターに訂正。一方の青柳は「ゴールデンフリーザかヤックルのどっちかですね」と「ドラゴンボール超」や「もののけ姫」に登場するキャラを挙げる。「頭丸めて金粉付けて、やってみたいです」とゴールデンフリーザのポーズを取って笑いを起こした。
オススメのシーンに関する話題で青柳は、紬と望月が船の上で「おおブレネリ」を熱唱するシーンに言及。同シーンの撮影にあたって演出家・大橋守がデモンストレーションを行ったそうで、青柳は「監督(大橋)を超えられなかったのが心残りです。衝撃的でしたね、監督の歌が」と、百田は「(劇中に登場する)働き方改革と一緒で、正解がわからなかった(笑)。できれば来なければいいのにと思っていたシーンだし、1人じゃなくてよかったと思うシーンでした」と回想する。「また『ブレネリ』を歌える機会があれば、監督を超えられるように」とコメントした百田へ、この会見に登壇していた大橋が「ってことは、続編作っていいことですか?」と言うと、青柳は「お願いしますよ」と返した。
「プラスティック・スマイル」は11月16日に静岡県域のNHK総合で先行放送され、11月21日にNHK BSプレミアムにてオンエアされる。
プラスティック・スマイル
静岡県域 NHK総合 2018年11月16日(金)19:30~20:30
NHK BSプレミアム 2018年11月21日(水)21:00~21:59
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百田夏菜子と青柳翔、「プラスティック・スマイル」船上熱唱シーンでリベンジ誓う(写真15枚) - 映画ナタリー https://t.co/YrIne8i9h2