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ブライアン・シンガーが監督を務めた本作では、イギリスのロックバンド・クイーンとそのボーカルであるフレディ・マーキュリーの半生が描かれる。来日予定だったロジャー・テイラー役のベン・ハーディは、別の映画の撮影のため本イベントを欠席。クイーン役の3人は、パープルのカーペットが敷かれたプレミア会場に登場するとフォトコールに笑顔で応じる。クイーンファンの日本人ゲストとして、
その後の舞台挨拶では、「ウィー・ウィル・ロック・ユー」のリズムに合わせて観客の手拍子足拍子が鳴り響く中、マーキュリー役のマレック、ブライアン・メイ役のリー、ジョン・ディーコン役のマッゼロが登場。マレックは「日本は一番最初にクイーンを愛してくれた国。来ることができて本当にワクワクしているよ!」と挨拶し、「フレディも日本文化をとても愛していて、彼の資料写真には日本から持ち帰ったものがたくさん写っていたんだ。初めてクイーンが来日したときのように、この映画も温かく迎えてくれるとうれしいよ」と語りかけた。
本作の音楽面でのエグゼクティブプロデューサーを務めたメイとテイラーについて尋ねられると、マレックは「彼らは最初から自分のような若者をフレディとして抱きとめてくれた。2人がこの映画を楽しんでくれて、やった甲斐があったよ」と回想。リーは、チャリティーコンサート・ライヴエイドの撮影を振り返り「僕たちのパフォーマンスを観て、ブライアンは『よかったよ! でも君はロックスターなんだ。もうちょっとエゴを見せてもいい』と言ったんだ。偉大なロックスターに『君はロックスターだ』と言ってもらえて、それは素晴らしい瞬間だったよ」と興奮気味に語る。
またマッゼロは、「ブライアンとロジャーはいつも『必要なことがあればなんでも言ってくれ』と話してくれた」と感謝の気持ちを述べ、「彼らが撮影中の僕たちを携帯で撮っていたことがあったんだ。まるで僕らのファンみたいにね。僕たちが(クイーンの)ファンなんだよ!って思ったよ(笑)」とエピソードを披露した。
それぞれクイーンのベストソングを聞かれると、マレックは「アンダー・プレッシャー」、リーは「ドント・ストップ・ミー・ナウ」、マッゼロは「サムバディ・トゥ・ラブ」と回答。しかし、マレックは思い出したように本作のタイトルである「ボヘミアン・ラプソディ」を付け加えてアピールし、会場の笑いを誘った。終盤には、法被を着たキャストたちが鏡開きをする場面も。「ウィー・ウィル・ロック・ユー」に合わせて木槌が振り下ろされ、鏡開きは無事に成功。「ウィー・アー・ザ・チャンピオン」がフィナーレに流れる中、キャストたちは観客に手を振りながら会場をあとにした。
「ボヘミアン・ラプソディ」は11月9日より全国ロードショー。
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- 「ボヘミアン・ラプソディ」公式サイト
- 「ボヘミアン・ラプソディ」予告編
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田中もぐもぐ @hikorina
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