少年が別れた両親の間で葛藤、さまざまな表情見せる「ジュリアン」新写真

第74回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した「ジュリアン」の新たな場面写真5点が到着した。

本国フランスで動員40万人を超えるヒットを記録した本作は、離婚した両親の間で揺れ動く11歳の少年・ジュリアンを主人公とした家族ドラマ。監督のグザヴィエ・ルグランは本作で長編デビューを果たした。

解禁となった場面写真には、ジュリアンが車の窓から前を見据える横顔や、パーティで見せる楽しそうな笑顔など、さまざまな表情が捉えられている。ジュリアンに扮したのは、本作が映画初出演となったトーマス・ジオリア。幼い頃から劇場に通い演技の世界に関心を持った彼は、本格的に演技を学び始め、ルグランと出会い本作に抜擢された。ルグランから「あの年齢にしては珍しい資質の持ち主で、トップレベルの俳優に匹敵する聞き方と息遣いが身に付いている」と絶賛されており、エマニュエル・ベアールやベアトリス・ダルと共演する「Adoration（原題）」への出演も決まっている。

「ジュリアン」は、2019年1月25日より東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次ロードショー。