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令丈ヒロ子の児童文学を高坂希太郎が映画化した本作は、両親を亡くし祖母が営む温泉旅館「春の屋」で暮らすことになった小学6年生の少女“おっこ”が幽霊のウリ坊や周囲の人々に助けられながら若おかみとして奮闘する物語。公開後SNS上で話題を呼び、10月19日から再上映や拡大上映が始まった。おっこ役の小林は、反響を受けて「公開から1カ月くらい経って、今からまた上映してくださることってなかなか聞いたことがないので、すごくうれしいです」と笑顔を見せる。
小林の印象を聞かれた三間は「素直さを忘れちゃいけないなと思いました。自分は汚れているなって(笑)」と自虐を交えつつつ、「テレビ版も劇場版も、最初の映像がすごくよかったんですよ。演技というより彼女の素直な気持ちが出ていて。だから、大人の役者さんたちもお芝居の原点に戻ったような新鮮な現場でした」とアフレコ時の様子を語る。小林は「でも、自分って初心者だなと感じることも多くて。すごい声優さんたちがいらっしゃる中で、周りの人にたくさん助けていただきました」と続けた。
収録時に気を配ったことを尋ねられると、三間は「初めての方が多かったので、どういうシチュエーションでというのを丁寧に伝えました。1人ひとり録ることが多く、時間をかけてやらせていただけましたね」と明かす。小林は、完成した映画について「本当にこれは自分の声なのかと。普通に涙が出てきちゃって。今までにない不思議な感覚でした。友達と観に行ったりもしたんですけど、ちっちゃい子と大人の方の反応が違うなと感じましたね」と語った。
また印象に残っているシーンを尋ねられると、小林は「真月さんと喧嘩して、うなるシーン。三間さんにもっと強くうなっていいよと言われたのを覚えています」と回想。それは高坂の指示だったという三間は「高坂監督が無茶を言うんですよ(笑)」と冗談を飛ばしつつ、「そういうテクニックの面ではがんばってもらいました」と説明した。
イベントの終盤では、本編映像をバックに挿入歌「ジンカンバンジージャンプ!」を小林が初披露。会場からは曲に合わせて手拍子が起こり、盛り上がりを見せた。歌唱を終えた小林は「緊張して声が震えちゃった(笑)」と語り、最後に「まだまだ『若おかみ』がんばりますので、皆さん拡散などお願いします!」と呼びかけた。
「若おかみは小学生!」は全国で公開中。
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- アニメ「若おかみは小学生!」 (@anime_wakaokami) | Twitter
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さて #若おかみは小学生 のトークショー、レポートを軽く……と思ったら、すでに記事になっていますね。
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以下、少し【ネタバレ】があります。