ドラマ「駐在刑事」の記者会見が、本日10月17日に東京都内にて開催され、キャストの
笹本稜平による警察小説「駐在刑事」シリーズを連続ドラマ化した本作では、奥多摩の駐在所へ左遷された元警視庁刑事・江波敦史の活躍が描かれる。これまで同シリーズの水曜ミステリー9枠で4度、スペシャルドラマで1度主演してきた江波役の寺島は「今年は地震や台風の問題があって、俺たちは何ができるだろうと考えたときに、元気が出る、癒やしのあるドラマを作ろうと思いました。やらせていただくからには、日本一美しい連ドラにします」と宣言。水曜ミステリー9時代から出演している、江波の天敵である警視庁捜査一課・加倉井国広役の北村は「最初に出演が決まったとき、寺島さんとガチンコでできるんだったらどんなジャンルでも構わない、SFでも恋愛ものでも、なんでも来い!と思いました」と当時を振り返った。
連ドラからの新キャストであり、署長補佐として奥多摩署に赴任した野心的な警視庁キャリア・軽部翔平を演じる佐藤は「先輩たちの背中を見ながら、役者とはこうあるべきという姿を日々学んでおります」と緊張気味に挨拶。すると寺島が「何言ってんだお前(笑)」とやじを飛ばす。奥多摩署の署長として戻ってきた緒方綾乃役の黒木は、往復4時間かかる奥多摩エリアでの撮影を「遠いところで毎日撮影しております(笑)。でも行ってみると本当にきれいなんです。進ちゃんをはじめ、遠さに負けないくらいの出演者のパワーがあって、撮影は快調です」と説明した。
現在、第4話を撮影中の本作。寺島はその見どころを「個人的には、芸能界で一番喧嘩が強い本宮泰風演じる役が、芸能界で一番美しい黒木瞳さん演じる緒方綾乃を振り回す……この美女と野獣の対決が見どころだと思う(笑)」とアピール。また“キャリアの軽部”役の佐藤は、現場で黒木に“キャルベ”や“カルビ”と呼び間違えられてしまったらしく「最終回までに“上カルビ”になろう」と話していたことを明かした。
江波たちを見守る老人・大曾根喜八郎役の伊東は、“黒幕”設定のある自身の役についてまだ先の展開を知らないそうで「まったくわからないまま今撮っているんですけど……寺島駐在としては、私に胡散くさいものを感じながらやってます?」と質問。寺島は「自然体でやってます。それは疑心暗鬼だと思います」と返して笑いを誘った。
そのほか会見では、寺島が男性キャストの北村、佐藤、梨本謙次郎、山口祥行、つまみ枝豆と飲み会を行ったことも明らかに。寺島は「カッコつけて座長感出そうかなと思って、生意気なことやらせてもらっただけ」と謙遜しつつ、「有起哉は次の日、二日酔いで目を腫らして来たんだよな」と暴露する。また北村は、水曜ミステリー9での撮影初日に寺島から「そんなんじゃ芝居できねえよ、もっと来いよ」と激励されたことを明かし「連ドラの初日、江波さんと軽部くんと3人のシーンでそのことを思い出して、僕が佐藤くんに『もっと行けよお前!』と檄を飛ばしたんです。でもそのあと寺島さんと2人のシーンをやったら、僕もまた同じことを言われました(笑)」と笑う。佐藤が「そう言っていただけることはあまりないので、愛を感じます」と感謝すると、寺島は照れ隠しのように「本当か、おめえ」と口を挟んだ。
「駐在刑事」は10月19日より、テレビ東京系にて毎週金曜20時から放送。初回は2時間スペシャルとなる。
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松尾恵美 @PL03Y9qFkzkRhax
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