「旅猫リポート」山本涼介が語る、“猫ちゃん”の魅力は「ツンデレなところ」

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旅猫リポート」キャストの山本涼介が、10月13日に東京・東武百貨店 池袋店にて開催中の「ねこ展 アート&グッズフェア」でトークショーを行った。

山本涼介

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「旅猫リポート」ポスタービジュアル

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有川浩の同名小説を三木康一郎が実写化した本作は、主人公の悟がある事情から愛猫のナナを手放すことになり、新しい飼い主を見つけるために旅をするさまを描くロードムービー。福士蒼汰が悟を演じ、高畑充希がナナに声を当てた。山本は悟の小学生時代の友人・澤田幸介役で出演している。

山本涼介

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大の猫好きである山本は、ステージに上がり「今日はちょっとでも猫ちゃんのことを知ってもらえたらいいなと思います」と挨拶。本作のオファーを受けたときの心境を聞かれると「どういう話なんだろうと思い原作を読ませていただいたのですが、もう涙が止まらなくて、猫ちゃんを飼っていたので感情移入しましたし、この作品をいろんな人に観てもらえるように、そして作品の歯車になれるようにがんばろうという気持ちになりました」と答える。現在23歳の山本だが、本作を撮影したのは21歳の頃だそうで「幸介は既婚者で奥さんに逃げられている役で(笑)。まったく体験したことがない設定だったので、すべてイメージで役作りしないといけなかったので大変でした。(幸介は)お父さんが一番で、自分の意見が言えないような家庭で育って、大人になってからも気の弱いままで、ずっとヘラヘラしていて……。そういう部分は特に意識して演じました」と役作りを語った。

山本は、福士と共演した現場を「蒼汰くんは事務所も同じで仲良くさせてもらっているので、空き時間はずっと話してました。スタッフさんとも話しやすい空気を作ってくれて、とても助けてもらいました」と振り返る。またセルカークレックスという種類の猫であるナナについて「初めてこういう種類の猫がいるんだと知りました。家で飼っていた猫がメインクーンという種類で、すごく色合いが似てました。出会った瞬間、すぐに心惹かれました」と話す。その声を演じた高畑の演技に関しては「気を張りすぎない感じが本当に猫の発する声のようで、猫好きや動物好きな方には『わかるなあ!』と思いながら観てもらえると思う」とコメント。猫の魅力を尋ねられると「疲れていたり落ち込んでいるときにスッと横に来てくれて、『横にいたらいいんだろ?』みたいに一緒にいてくれるところがすごく好きです! 普段は近くに来ないくせにそういうときに限って来てくれる、ツンデレみたいなところが、猫の一番の魅力だと思います」と答えた。

最後に山本は「この映画は人と人のつながりであったり、人と動物の絆を感じることのできる作品ですし、観終わったあとに温かい気持ちになれる作品です。ぜひ、ハンカチを持って劇場で観てもらえたら」と観客にメッセージを送った。

「旅猫リポート」は10月26日より全国ロードショー。「ねこ展 アート&グッズフェア」は同会場にて10月16日まで開催中だ。

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(c)2018「旅猫リポート」製作委員会

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