葉加瀬は今回、初めて全編を通して映画音楽を担当。「同じ曲が調を変えテンポを変えて、何度も出てくることによって、どんどん心に積まれていき、最後にクライマックスを迎えるというのが、僕の好きな映画音楽です。作品全体を通して、徐々に心に沁みていくのが理想ですね。それは、すべての音を手がけるからこそ初めてできることで、とても楽しい作業でした」と音楽制作を振り返る。
また「『雪の華』のメロディをなんとか僕のバイオリンで表現したいと考え、オープニングとエンディングに持って来ることにしました。大好きな映画『ベニスに死す』で使われている、マーラーの5番のようなイメージで『雪の華』を弾けたらいいなと思っています」と、自身が演奏していることを明かす。さらに、劇中でフィンランドが舞台になっていることに触れ「国民的な作曲家のジャン・シベリウスの楽曲を意識しました。彼の重厚なトーンの緯度や寒さを感じさせる“北の音”を聴いて、曲を作るきっかけにしていました」と述べた。なおYouTubeでは、葉加瀬が演奏を披露するメイキング映像が公開されている。
「雪の華」は2019年2月1日より全国でロードショー。
葉加瀬太郎の映画作品
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リンク
- 「雪の華」公式サイト
- 「雪の華」公式 (@yukinohanamovie) | Twitter
- 「雪の華」×葉加瀬太郎 メイキング映像
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登坂広臣×中条あやみ「雪の華」音楽を葉加瀬太郎が担当、劇中カットも解禁 - 映画ナタリー https://t.co/7v0Rtu1j7i