本作は、いじめられっ子の女子高校生・マコが忍者の児童書「雷風刃」に導かれて江戸時代の伊賀へタイムスリップするアクションエンタテインメント作品。彼女が伝説の忍者・才蔵や仲間とともに修行に励みながら、現実世界と仮想世界に忍び寄る巨大な悪に立ち向かうさまが描かれる。
主人公・マコ役の小倉のほかには
小倉優香 コメント
作品の見どころや観客へのメッセージ
本格的なアクションや忍術。アクションや日本の忍者について興味のある海外の方にたくさんみていただきたいです。もちろん日本の人にも。短い期間での初めてのアクションへの挑戦でできる限り特訓をうけたので新しい挑戦をした私を見てほしいです!
映画初主演の感想
念願のアクション映画、そして主演というやりがいと責任のある場をいただいてとても嬉しくおもいます。
坂口や石原からの演技指導について
坂口さんと他の役者さんは面識があり撮影の序盤から厳しい指導があったのですが私にはそれがなく、もっと厳しく言ってほしいと言った覚えがあります。石原さんは優しい物言いですがはっきりと意見をくださり質問にも答えてもらえたので助かりました。
搗宮姫奈 コメント
アクション! アクション! アクション!! まずは1番の見どころといえばやっぱりこれだと思います。特に私自身が楽しみにしているところが2つ、まず1つめは私は出ていないのですが(笑)、一番初めのアクションシーン。坂口拓さんのリアルを体感できる素敵なシーンになっていると思います。2つめは私自身のワンカットで撮ったラストのシーン。そのシーンを撮り終えた後、満天の星空の下にいました。ヒロの気持ちと同化したような気持ちでした。全てのアクションの1つひとつの動きにちゃんとそれぞれのキャラクターの心があります。私自身も大好きな映画です! 是非楽しんで観て下さい。
花影香音 コメント
キャストそれぞれの個性が光るエネルギッシュなアクションシーンはもちろん、忍者風情溢れるロケーションにも注目です。さらに食事のシーンでの食べっぷりは一番自信があるので、そのモグモグシーンにも注目してみてください。私が演じたユウは、底抜けに明るくて演じていけばいくほど愛おしくなるような女の子でした。この作品を通して、アクションの本当の楽しさを知ることができました。それと同時に本当の恐ろしさも身に染みて感じました。私の平成最後の夏はこの映画に全て捧げました。大切なこの作品が多くの方々の心に残りますように。
岩永ジョーイ コメント
「海外の人たちにサムライとニンジャの違いを正しく理解して貰えるような映画を創りたい!」と坂口拓さんからお話をいただいた時、「遂に来た!」と興奮したのを覚えています。僕が育ったアメリカを含め海外では日本のイメージは未だにサムライとニンジャが圧倒的に多い中その根本的な違いを分かっている人が少ないことを僕自身日本人としてとても残念に思ってきました。その思いを覆せる映画が「遂に来た!」しかも僕自身がその一役を担える! ストーリーはファンタジーですが、忍者の内容とアクションは全てリアルです。数々のやりがいあるアクションシーンがありますが、特にヒロとの闘い(長回しワンカット)シーンはアクションファンの方々にはぜひ見ていただきたいです。
「忍者とは、、、」このメッセージがこの映画を通して世界中に届くことを願っています。
坂口拓 コメント
作品の見どころや観客へのメッセージ
日本人を始め、海外の方も侍と忍者の違いが分からない、その違いをこの作品で映し出したかった。
小倉の印象
初見時は「本当にこの子で大丈夫かな」と感じたが、タイトなスケジュールの中でも忍術を体得し、くノ一として最高の芝居をして頂けた。
石原貴洋 コメント
作品の見どころや観客へのメッセージ
この映画では戦う女性の姿が描かれています。人生において自分のやりたい事を見つけたり、自分の生き方や自分の居場所を見つけたりする事はすごく難しい事だと思います。ただ学校に通うだけ、ただ会社に行くだけで、何してるんだろう?と自問自答する方も多いでしょう。どうすればそのモヤモヤの壁を突き破れるのか。どうすれば充実した日々を送れるのか。ファンタジーの要素はありますが、この映画ではそれらのヒントが隠されています。戦う女性の姿から「突き破るもの」を目撃してもらえたら嬉しいです。
小倉に演出部分などで求めたことや、演出時に心がけたこと
全ての感情を引き出すために脚本の段階から僕のアイデアを入れさせてもらって小倉さん自身、この映画が今後の代表作の1本になるよう取り組みました。ただ綺麗なだけ、ただ可愛いだけの小倉さんじゃなく、まだ誰も知らない表情を引き出すために静かな怒り、激しい怒りなど、怒りの表現にはかなり力を入れました。石原映画印とも言える食事シーンもしっかりと入っていて、アクション映画でありながら、ほのぼのしたホッとする芝居もしてもらっています。喜怒哀楽以上のものが撮れたと思っています。小倉さんは天性の持ち主なのか、撮影本番直前までバカ話をしてケラケラ笑っていても、カチンコが鳴った瞬間にスッと役に入り込むので監督としてはやりやすかったです。器用な方ですね。
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