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イベント冒頭では、まずキャストの2人がステージへ。本日が「アマゾンズ」関連の最後のイベントであることから、率直な気持ちを聞かれた水澤悠 / 仮面ライダーアマゾンオメガ役の藤田は「またどこかで会えるんじゃないかと思ってしまう」とコメント。同じ質問に鷹山仁 / 仮面ライダーアマゾンアルファ役の谷口は「率直な気持ちは、今隣にいるの、誰なんだろうって……。悠、どうしたの?」と、別作品の役作りのため金髪になった藤田の風貌をいじった。
劇場版公開時の反響について問われた藤田は、自身の芸能活動に反対していた母の反応を「アマゾンズが決まったときも、電話したら『それがどうした、ちゃんと学校行きなさいよ』と言われたくらい。でも映画は観に行ってくれて『あんたカッコええやん』みたいなことを言ってくれました。あと細かいところを『ああしたほうがいい』と言われて、バチバチに討論しました(笑)」と振り返る。続いて谷口は、映画を観た父親から数年ぶりにLINEが来たことを明かし「『4DXで観た。年寄りにはきついな。あんなに動くと思わなかった、二度と観ない』っていう感想でした」と爆笑を起こした。
中盤からは石田と白倉が参加し、4人でトークを展開。俊藤光利ら“駆除班”キャストとともに遊園地へ遊びに行き、4DX版を鑑賞したときの写真でSNSを騒がせていた石田は「撮影が終わって、“アマロス”になってしまったんです。だから駆除班の連中が遊園地に行くと聞きつけて、『嫌だろうけど俺も混ぜろ』と。そうしたら(写真を撮るときに)テンションが上がってしまったんですね」と赤裸々に告白して笑いを誘った。
劇場版の終盤、悠と仁が殴り合いながら変身するシーンは、藤田の希望から生まれたものだそう。石田はその意見を採用した理由を「谷口はきっと本気でやるだろう、富は本当に殴られたらどんな顔するんだろう?と思った。これほど役にのめり込む役者たちはそうそういないので、こいつらに本当に喧嘩させたら楽しいシーンになるんじゃないかと」と説明する。撮影では実際に蹴り合い、藤田に噛み付いたという谷口は「富が『これだと蹴ってる感じしないじゃないですか』とか言うから、うるせーな、じゃあ本当にやろうぜと。あとでけがしても言い訳できると思って、本当に噛みました」と語った。
イベント後半には、観客からの質問に答えることに。「劇中で仁の体は消滅していないが、本当に死んだのか?」という質問が読み上げられると、藤田と谷口は目を見合わせる。楽屋でもその話題になったそうで、谷口は「さっき富が『仁は裸で転がっただけだから、日曜日の朝(仮面ライダージオウ)に出るんじゃないか』って。山からコロコロコローって転がってきて、何かと思えば腹に穴開いた裸の男で……(笑)」と妄想を膨らませる。歴代平成ライダーが多数登場する「ジオウ」のプロデューサーでもある白倉は「転がって来ないでほしい」とキッパリ断った。
ラストの質問はずばり「ジオウには出ますか?」。白倉は、電車で偶然谷口の隣に座ったことがあるというエピソードを披露して「この人と縁があるのかな」とはぐらかす。谷口は観客の顔色をうかがいながら「出てほしくない、アマゾンズはアマゾンズでいてほしいって人もいるんじゃない? だって俺、出たら(ジオウのキャラを)殺しちゃうんじゃないの? 食べるしかなくなっちゃうよね?」と大きな声で笑う。また締めの挨拶では白倉が「このイベントをもって、まだアマゾンズが続くんじゃないかという希望を1ミリも残さずに終わらせられれば。ないとは思いますが、万が一何かの機会があれば、それを潰して行きたいです!」と断言。石田は「長く長く残る番組を作ったつもりでいます。Blu-ray / DVDを一生観続けていただきたい」と、谷口は「ちゃんと終わらせないと次に進めないので、今日でばっちり終わらせたい。本当に3年間ありがとうございました」と呼びかける。最後に藤田が「これからもアマゾンズを代表作として背負って、役者として飯を食っていきたい。これからも応援お願いします」と締めくくった。
10月3日には「仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判」のBlu-ray / DVDのほか、ドラマ版を再編集・再構成した「
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