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6月23日の公開から100日を迎え、動員170万人、累計上映決定館数326館にまで到達した本作。この舞台挨拶が実施された池袋シネマ・ロサは、公開初日から上映を行ってきた東京都内2館のうちの1つにあたる。舞台挨拶には監督の
絶叫上映の様子を劇場後方から見ていた上田は「ロサでの上映の最初の頃を思い出していました。(来場者数は)1週目は1日50人とか60人で、不安で毎日劇場の後ろに立って反応を見ていたこと。初めて満席になったとき、ツイートを見て、しゅはまさんが泣いていたこと。細井さんが『笑い声がありがたかった』と泣いていたこと……。いろんなことが思い浮かびました。100日を迎えられたのは、ここにいるみんな、そして客席にいる皆さんのおかげです。本当にありがとうございました」と観客に感謝を述べた。
しゅはまは「何度も顔を合わせてきたお客さんがたくさんいらっしゃる。みんな友達!」とコメントし、自身の名前が書かれたうちわを発見した秋山は「まさか自分がうちわになる日が来るとは!」と喜びを語る。北海道や宮城の劇場を回ってきた吉田は、池袋シネマ・ロサへの凱旋にあたり「ただいまという気持ちでここに立たせていただいています」と笑顔を見せた。
公開初日から100日間、監督やキャストの誰かがどこかの劇場で毎日舞台挨拶を行ってきた本作。中でも1日も欠かさず100日連続で劇場に足を運んだ曽我は「6月23日に2館で始まって、K's cinemaは毎回満席でしたけど、ロサさんは最初は50人とか60人で、なんとか埋めたいと思ってチラシ配りもしてきました。1週間後に満席を見ることができて、本当にうれしくて……」と話しながら号泣する。客席からは「曽我さん、ありがとう!」という声が起こった。そして「こんな人、いないですからね」と曽我を称賛する上田も、「最初の頃に曽我さんに『なんでこんなに毎日、来てくれるの?』と聞いたら、『僕みたいな脇役が毎日舞台挨拶に来たら、(メインキャストの)みんなも来てくれるんじゃないか』と……」と語るうちに感極まって涙。また曽我に対し、観客からサプライズで“皆勤賞”をたたえるメッセージボードが贈られた。上田は曽我へ、“今後上田作品1本に限り、好きなときに出演できる権利”を「クランクイン3カ月前までに上田に提出」「1回限り有効」「有効期限は2118年まで、曽我真臣本人のみ有効」という条件付きでプレゼント。それを受け曽我は「ありがとうございます」と再び涙をこぼした。
最後に上田は「とんでもない100日でございました。下手したら20年から30年、誰も経験できない奇跡のような100日を僕らは過ごさせていただきました。この100日を超えていかないといけないです。この100日はなかなか手ごわいですが、次は200日を目指したいと思います! そして『カメラを止めるな!』だけでなく、それぞれがまた違う道で、この100日を超えて、そしてまた大きなステージで組んで、その作品を皆さんに観ていただいて……とつながっていければいいなと思います」と挨拶した。
「カメラを止めるな!」は全国で上映中。
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